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甲信越選手権応援レポート

2003/07/28 12:15更新

甲信越選手権応援レポート

Written by 星弥生13歳

Peak Magic をごらんの皆様、はじめまして。わたしはバーチャルネットデュエリストをしています、星弥生です。 よろしくお願いします。

この前の土曜日に弥生は弥生の伯父さまといっしょに、甲信越予選に行ってきましたー。といっても弥生は伯父さまの応援だけでしたが。

今回伯父さまが持っていったデッキは、モリカツさんチューンドの青黒サイカトグ。

伯父さまはとてもやる気が無い人なので、日本選手権はもうジャッジでいいや、なんていってました。

ところが突然前の日になって行く気になって、モリカツさんにデッキをお借りして出ることになり、弥生も松本に遊びにいけることになりました。

伯父さまはモリカツさんにデッキ名を聞いていくのを忘れたそうで、勝手に“Morichatog”って名前つけてたみたいなんですが、あとでモリカツさんに聞いたら、“モリカツマジゴッド”というデッキ名だそうです。

弥生的にはどっちもどっちなネーミングセンスだなぁ、と思いました。

モリカツマジゴッド - Designed by Mori Katuhiro - / 2002 Koshinetsu Regional 5th
 4  サイカトグ/Psychatog
 4  マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
 4  夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar

12 Creatures 4 嘘か真か/Fact or Fiction 3 綿密な分析/Deep Analysis 2 排撃/Repulse 2 はね返り/Recoil 4 対抗呪文/Counterspell 4 堂々巡り/Circular Logic 2 激動/Upheaval 2 ロボトミー/Lobotomy
23 Spells 10 島/Island 4 沼/Swamp 1 セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum 4 古き泉/Ancient Spring 2 地底の大河/Underground River 3 ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs 1 ドロマーの洞窟/Dromar's Cavern
25 Land 60 Total Cards
 3  チェイナーの布告/Chainer's Edict
 4  強迫/Duress
 3  崇拝/Worship
 2  アーボーグのシャンブラー/Urborg Shambler
 2  冬眠/Hibernation
 1  説得/Persuasion

15 Sideboard Cards

ちなみに伯父さまは、デッキを受け取ったのは金曜の夜で、5・6 回しか回していない上に、デッキリストを書くまで正確なレシピを知らなかったそうです。

そんなわけで、メインボードにもサイドボードにも不思議な点が多々見られるのですが、モリカツさんをマジゴッドと信じるモリカツファンクラブな伯父さまとしては、なにもせずにそのまま登録していました。

ちなみに、デッキを返した次の日にモリカツさんのデッキを見たら《チェイナーの布告/Chainer's Edict》がメインに搭載されていました。

サイドボーディングに関しては簡単にモリカツさんからレクチャーを受けていたものの、応用的には伯父さまの感性で適当にサイドボーディングしていたようです。

そしてそのサイドボーディングの肝というべきものが、《崇拝/Worship》です。サイカトグ相手にエンチャント破壊をサイドインする人はまずいないので、クリーチャーデッキにはこれだけでほぼ確実に 2 デュエル目を勝つことが出来ます。このあたりが“モリカツマジゴッド”な由来じゃないかと弥生は思います。

3 枚搭載された《綿密な分析/Deep Analysis》もコントロールデッキ対決では非常に効果を発揮します。コントロール対決は Fact ゲーになるものですが、さらにこちらには《綿密な分析》が 3 枚。モリカツさん風に言うなら“まず負けない”ですから。

また、ドローヘビーにデッキを作ることで、いっぱい並べた《サイカトグ/Psychatog》で普通に殴り勝ったり、《激動/Upheaval》を引きやすくする、といった効果もあります。

1回戦目:黒白コン

必ず 2 回《ジェラードの評決/Gerrard's Verdict》を打たれるところからスタートしていて、とてもつらそうでした。そのうえ、《消えないこだま/Haunting Echoes》がとおって《対抗呪文/Counterspell》《堂々巡り/Circular Logic》を全部抜かれてしまい絶体絶命。なんとか 1 回目の《激動》が通りましたが《無垢の血/Innocent Blood》を打たれて消えていく 《サイカトグ》。2 回目の《激動》になんとかつなげて、《無垢の血》が相手になかったので《サイカトグ》のパンチがとおって一発でぎりぎり 20 点を削りきれました。

2 デュエル目も《ジェラードの評決》 2 発から《精神噴出/Mind Burst》、そして《消えないこだま》とやりたいほうだいされて《サイカトグ》が消えてしまいました。

なにしろ、《ジェラードの評決》《頭の混乱/Addle》《強迫/Duress》《精神噴出》も打たれてましたから、そのハンドデストラクションヘビーなデッキは青くて遅いデッキには相性抜群です。

さらに、唯一のこったライフ勝ちの手段、《アーボーグのシャンブラー/Urborg Shambler》《黒の防御円/Circle of Protection: Black》を張られた上、さらに手札からおとされ、《ロボトミー/Lobotomy》で相手の勝ち手段を制限できてはいるものの、伯父さまも《綿密な分析》を相手に 4 回打ってドローアウト勝ちを狙うしかないという危機的状況に置かれてしまいました。ここで見事に《強迫》の安全確認から 《荒廃の天使/Desolation Angel》キッカーつきの光臨。絶体絶命のピンチに事件が起こりました。

じっと考えたあと、“出ました”、といって土地を墓地に置く伯父さまの前に、対戦相手の方が突然投了と勘違いして、場を片付けてしまったんです。

となりで見ていたにわお兄さんと対戦相手の方のお友達も唖然。状況を悟った対戦相手のヒトは、すいません、負けでイイです、と少ししょんぼりなさっていました。

弥生も見ていましたが、対戦相手のヒトがとてもかわいそうでした。そして、伯父さまはデッキ相性が最悪で、サイドボーディングをミスった上に、勝ち手段が絶望的な状況で、さらに 2 ターン以内であと 1 枚しか残っていない《チェイナーの布告》を引かなきゃいけない状況という、絶望的な状況をなにもしないで勝ってしまい“せっこいのー”と思いました。

2回戦目:Trench Control

1 デュエル目はたんたんと場が進みますが、伯父さまに突然ピンチが訪れます。対戦相手の方が突然、“エンドに 10 点”といわれるじゃないですか。あわてて《沿岸の塔/Coastal Tower》《はね返り/Recoil》を打つ伯父さま。幸いまだ《ウルザの激怒/Urza's Rage》の 2 枚目は引かれていなかったようで、助かりましたが予断を許しません。

全力でライブラリを掘り進んだあと、《サイカトグ》3 連打のカウンター合戦から相手のハンドが空になります。

返しで 1 回殴れば勝てる、というそのときに相手のドローは《ゴブリンの塹壕/Goblin Trenches》。次のターンも、さらに懸命にライブラリを掘り進み、マナは十分に残った状態で残りライブラリ 5 枚 までめくりましたが残念ながら《激動》にたどり着くことは出来ませんでした。

ちなみに残り 5 枚は《堂々巡り》《綿密な分析》《激動》×2 と《島》という、涙なくして語れない状況でした。

2 デュエル目は、あっさりと《翻弄する魔道士/Meddling Mage》を 3 枚引かれて、1 回《激動》を通してリセットするも、返しで出たのは《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar》一体だけ。本当にろくにスペルらしいスペルもキャストしないまま、《サイカトグ》を禁止されてからやっと《サイカトグ》の 1 枚目を引くという、とても伯父さまらしい引きでさっくり負けてしまいました。

3回戦目:トリコロール

相手はラッカカラーのクリーチャーデッキでした。伯父さまのメタ内には無かったのですが、当日会場には結構な数のラッカカラーウィニーがいたようです。

1 デュエル目は、メインの対クリーチャー性能の問題から、場に出てしまった《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を除去する方法が無く、そのまま火力等で削りきられてしまいました。

2 デュエル目は打って変わって楽な展開。手に 2 枚ある《崇拝》を張る必要も無くゆとりを持って勝てそうなところでしたが、《嘘か真か/Fact or Fiction》を打ったら 3 枚目の《崇拝》が見えてしまいました。

3 デュエル目は、対戦相手の方がエンチャント対策をサイドインしておられましたが、逆に伯父さまはサイドインした《崇拝》《説得/Persuasion》を抜いてしまいました。結果、対戦相手の方はサイドボーディングのしすぎで、デッキバランスを崩してしまい、そのまま思うようにデッキが回らずに負けてしまわれました。

4回戦目:赤緑ステロイド

《パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomes》を入れ、《激発/Violent Eruption》《尊大なワーム/Arrogant Wurm》まで投入されたマッドネスを多用したステロイドでした。

1 デュエル目は普通に負けていました。クリーチャー対策が薄い分、非常にクリーチャーデッキにつらい構成になっているようです。この日、クリーチャーデッキに当たり 1 デュエル目を勝ったのはたったの 1 回でした。

そのかわり、サイドボーディング後の 2 デュエル目を落とされたのは、たった一度きり。やはりモリカツさんはマジゴッドらしいです。

このマッチも 2 デュエル目に《崇拝》を張ったら楽勝のようでした。

ただ、伯父さまはこのときはじめて《崇拝》を張ったら《激動》が打てないという事実に気づいたそうです。さすが伯父さま、前日デッキを受けとってそのまま使っているだけのことはあります。まさか実際に《激動》を打とうとする瞬間まで気がつかないとは、弥生も思ってもみませんでした。

場の《野生の雑種犬/Wild Mongrel》を殺しきったあと、やっと《冬眠/Hibernation》で勝ちを拾われていました。

3 デュエル目はそれでもサイドアウトしなかった《激動》を相手のマナが 1 マナしかない隙に打ってゲームが決まりました。

5回戦目:赤緑ステロイド

3 デュエル目、《外殻貫通/Hull Breach》を 1 回カウンターしただけで、それ以降はエンチャント対策を引かれませんでした。まだ随所にプレイングミスが光りますが、デッキパワーとデッキ相性の差のおかげで勝てているようです。やはりモリ(以下略)

6回戦目:Trench Control

伯父さまのお友達のにわお兄さんが対戦相手でした。

1 デュエル目も 2 デュエル目も、にわお兄さんは土地をたくさんたくさん引いておられました。

そんなにも土地しか引かれないのに、さらに《生き返りの蒸気/Reviving Vapors》で 3 枚めくっても土地しか出ないにわお兄さんを見ていて、弥生はさすがに伯父さまがやりすぎなような気がしてきました。

もっとも、なぜかにわお兄さんに勝ったと回りのお友達に伯父さまが報告すると、みな喜んでくださいましたが。

弥生はそんなにわお兄さんも応援していたのですが、相変わらず土地ばかりを引きながらも、なんとかこのあと全部勝たれ、ぎりぎり 6 位で日本選手権に進むことが出来たようです。

にわお兄さんおめでとうございます。

7回戦目:トリコロール

やっとクリーチャーデッキと当たって 1 デュエル目を勝つことが出来て、伯父さまもひと安心されていました。といっても、ライフは 4 まで減っておられ、本当にぎりぎりの勝負でした。

2 デュエル目は《崇拝》を張ったあと、《サイカトグ》を 4 体並べて殴りかかってました。《ウルザの激怒》の応酬のあと、結局一体が通ってしまい、ライフを削りきりました。

しかし、誰も見ていなかったようですが、弥生は気づいていました。5 点ダメージを食らった 5/6 の《サイカトグ》にさらに《ウルザの激怒》を打たれたときに、伯父さまが 4 枚しかカードを Remove していなかったことを。

伯父さまが単に計算を間違えただけだし、もう 2 枚 Remove していても、対戦相手の方のライフを削りきるのには十分なカードがあったので、いかさましようとしてやったわけではないようですが、また弥生の中で伯父さまの物体度ランキングの順位が上がりました。

こんなんじゃ、「BF(山田屋耕平さんのニックネームです)が勝つようなゲームやってられん」なんて言う前にやることがあると思います。弥生は少し悲しくなりました。

8回戦目:Snake Tongue

一緒の車で松本入りをしたノムラさんが対戦相手です。

前の日に伯父さまがデュエルをした限りでは“まず負けない”相性だったのですが、マリガン後、1 ランドながら《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》が 3 体いたのではじめたら、土地を引かず、さらに引いても《排撃/Repulse》《火+氷/Fire/Ice》で対処されてしまっている間に象トークンで殴りきられてしまいました。

2 デュエル目は、ライフ 10 で相手には余裕で 13 マナくらいマナが出ます。まだ《崇拝》を張れていないので、いつ《ウルザの激怒》で死んでしまうか、びくびくしながら弥生も応援していました。

結局、《崇拝》のカウンター合戦に負けてその返しで 10 点といわれて負けてしまわれましたが、3 枚残ったうちの 1 枚でいいから《対抗呪文》が引けていればいい状況で、カウンターを誘う《サイカトグ》をだすのは、相手の手札に《ウルザの激怒》があるのを知っていて、しかも対戦相手にサイドボードがばれていて、《崇拝》張りたいのがばればれな状況ではまったく意味が無いんじゃないかなぁ、と弥生は思いました。

終わったあと、「さすがにぬるびき過ぎやっちゅうねん、せやからこのゲーム嫌いやねん」と叫んでいましたが、《サイカトグ》に使ったマナを《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》起動に使っていれば、もしかしたら《対抗呪文》を引けていたかもしれないので、弥生は伯父さまのプレイミスで負けたのだと思います。

プレイミスはちゃんと認識して直さないと上達しないんじゃないかなぁと、弥生は思いました。

9回戦目:赤緑ステロイド

普通 2 敗だと目が無いように思えるのですが、この日は参加人数と、引き分けマッチの多かったせいで、2 敗でも Opp% 上位なら目があるとのこと。

そして対戦相手はステロイドでした。

例によって伯父さまがステロイドに 1 デュエル目をあっさり押しきられているころ、となりの卓で 21 点のノムラさんが 19 点と下位のプレーヤーと当たってガチンコになっていましたが、とてもあっさりと 1 デュエル目を勝たれていました。

このとき、突然ノムラさんのオポネントが“負けてくれませんか”を連呼しはじめました。

21 点のノムラさんが負けると Opp% 勝負になってしまうにもかかわらず、そのオポネントは口八丁でノムラさんを丸めこもうとしています。

弥生的には即座にジャッジを呼んでもよかったのですが、PTC を推進している伯父さま的には”是非こういうプレーヤーには Brivery で Suspend になって欲しかった”ので、オポネントが物で釣ろうとするまで生暖かく見守っていましたが、残念ながらその前にノムラさんがマッチを再開されてしまい、あっさり勝ってしまわれました。

帰りの車の中で、「“いや、僕が譲っても僕にメリット無いし”ぐらいのことを言って、物で釣ろうとするひとことを引出さなきゃだめですよ。」とノムラさんに演技指導する伯父さまがいらっしゃいました。

そんな伯父さまを弥生は、やっぱり伯父さまっていい性格してるねと、誉めてあげました。

閑話休題。

えーと………面倒くさいのではしょって 3 デュエル目………対戦相手の方はダブルマリガン後土地 14 対スペル 5 でおまけに引いたスペルも弱いところという見事なぬるびきを発揮されていました、まる

さすがに伯父さま、最後までセコすぎです。

この結果、21 点の Opp% top で 5 位ということで、見事予選を突破されました。

他には純正 UB Psycha、Deedatog、ステロイドと、Trench を操るにわお兄さん、そして忘れてならない TOP 抜けの Snake Tongue のノムラさんが甲信越地区選手権から抜けられたようです。

弥生がひそかに応援していたありたお兄さんは 21 点ながら、初戦を落とされていることが響いて、Opp% 差で抜けることが出来ませんでした。

他にもお友達の丸山デスクさんやササヌーさんやジョンさん、かわいいかわいい宮森@みちのくくんなどが松山城の前に散っていきました。

そんななかで弥生の伯父さまがあんなにもへっぽこのぷーなのに抜けられたのは、ひとえにモリカツさんのデッキがマジゴッドだったからです。

弥生と弥生の伯父さまはモリカツさんを応援しています。

こんなに長文で、モリカツマジゴッドしか書いてないようなレポートなのに最後まで読んでくださった皆さま方、ありがとうございました。

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