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トーナメントのルールとマナー

2003/07/28 12:15更新

トーナメントのルールとマナー

Written by 辻斬り

トーナメント、楽しいですね?自分の作ったデッキの晴れ舞台、またはどんなパックを引けるかな……などなど。でも、その楽しみを満喫する前に色々なルールとマナーがトーナメントにはあります。今回はそれを書き連ねてみました。

1 トーナメントに出るまでに

1-1 場所と時間を覚えておこう

基本ですね。トーナメントの遅刻は即、参加権剥奪です。 交通機関の利用経路や時間の見積もりはきちんとしておきましょう。 グランプリクラスになると、宿、足の準備などあったりして大変ですね。

遅刻は厳禁ですが、早く来すぎるのも多くの場合、参加する施設にとって迷惑です。 この点でも、時間の計算は重要です。

1-2 施設のルールを守ろう

トーナメントを行う施設のルールはきちんと守らなければなりません。 守らないと次回のトーナメントの開催が保証されないという事態になりかねません。

  • ゴミはどういうふうに出すのか、また出せるのか
  • 飲食は可能なのか
  • 煙草は吸えるか

この 3 点が特に重要です。

1-3 持ち物

トーナメントに出るにあたって、以下のものが必要です。 (これ以降、記事はスタンダードのトーナメントを想定しています)

以下は必須

デッキ

これが曲者です。注意する点はいくつもあります。

カードにプラスチックのカードスリーブ、またはその他のプロテクターを使うことができるが、その際キズ、変色、不自然な折れ方など目印のつくようなものを使用してはいけない。スリーブにホログラム、または他のマークがついている場合、マークがカードの表側に見えるようにスリーブに挿入されなければならない。

スリーブを使用する際は必ず同じメーカーの同じスリーブに統一する必要があります。 ところが、困ったことに同じメーカーの同じ製品でもセット同士でスリーブの長さが微妙に違ったりします。(ぎゃ○スリーブとか)大概スリーブは 1 セット 100 枚売りなので安全を期すなら 1 デッキに 1 セットを割り当てるのが無難です。

また、最近は裏が透明なカラースリーブが出回ってるようですが、マジックのカード裏側から判別のできるカードが何種類かあります。(アルファ、ベータのカード、ミラージュのアメリカ製のカードなど)これらは最悪イカサマの疑いがかけられるのであまりおすすめできません。

そして、スリーブは消耗品です。普段メインデッキで練習してサイドボードをあまり使わないなんてことが続くとメインデッキとサイドボードで摩耗の具合が違う、つまり目印になってしまうという事態が発生します。そういうことの起こらないようにトーナメントに出るにあたってはスリーブを新調する、または常日頃からスリーブの摩耗具合をすべて一定範囲に収める必要があります。自分はデッキを組み替えるたびにサイドボード用に使っていたスリーブを必ずメインボード用にすることで一定に保っています。

各人に固有のDCIナンバー、およびDCIカード

トーナメント初参加のプレイヤーはその場でDCIに登録することになります。

DCI カードそのものををチェックされることはあまりないのですが、少なくとも日本選手権関東予選ではチェックされました。

ゲーム情報を記録するための見やすく信頼できるもの

ライフカウンター、トークン、カウンターなどですね。どれも相手から状態が見やすい(トークンならタップ、アンタップが分かる)のが基本です。トークンカードは墓地のカード、サイドボードなどのマジックのカードを使ってはいけません。(アングルードのトークンカードは公式に認められています)あと個人的には女性の裸が描かれているなど公序良俗に反するものもやめてもらいたいです。

また、これらのアイテムは自分のプレイヤーとしての個性を演出するいいアイテムだったりもします。

ボールペン

マッチの結果を記録するのに必要です。間違っても DCI センターからかっぱらったりしないように。

ここからは適宜

メモ用紙

自分のライフを書いたり、相手のデッキの具合を記録したりします。

自分のデッキの内容を記したメモ

会場に着いてからデッキをばらしてデッキ登録をしている人がいますがあまりスマートなやり方とは言えません。決まっている部分は前日までに作っておいて当日書き写す方が断然楽で、確実です。

飲み物、食べ物

あまり荷物にならないのがベターですね。くれぐれも会場のルールは守るように。

トレード用のカード

トレードするつもりなら、いくらでも……限界はありますが。

この項の最後に

経験上言わせてもらうと、ゲーマーの荷物はたいていサックに大荷物です。 エレベーターにみんなが背負ったまま一緒に乗ると邪魔になります。そういうときは前方に持つなどの配慮を持ちましょう。

2 トーナメントが始まったら

2-1 デッキ登録をしよう

ある程度以上の規模のトーナメントになるとデッキ内容の登録が義務づけられます。

注意する点としては

デッキ登録用紙を提出したあとでの用紙に記入した内容の変更は、仮に記入ミスが

あったとしても原則受け付けられない

これにより、デッキの登録を間違えた場合、DCI 汎用ペナルティ・ガイドラインの該当する規定を適用されます。つまり反則になってしまうわけです。提出の際にはくれぐれも間違いのないよう確認しましょう。

カード名は英語か日本語で書く

ほかの言語で書かれるとジャッジやスタッフが混乱します。というか、書いていて思ったんだけどほかの言語で書く人がいるのだろうか……

丁寧で綺麗な文字で記入する

提出するデッキリストは人に見せる物です。見せる相手に配慮ある書き方をしましょう。

2-2 時間は守ろう

基本的にマッチの組み合わせは紙に印刷されて何か所に張られるというのが一般的だと思います。できるだけ空いてるところに行って速やかに所定の位置に座りましょう。 遅刻は罰則としてゲームおよびマッチのロスということになりますが、そうでなくても一人遅れるだけで多くの人が嫌な思いをします。トーナメントは団体行動だということを忘れないでください。

2-3 相手のデッキを「きちんと」シャッフルしよう

すべてのシャッフルは、カードの表が見えないように行わなければなりません。 シャッフルの方法に関係なく、プレイヤーのデッキは、充分に無作為になるようシャッフルされなければいけません。

DCI は、デッキを充分に無作為化するために、相手のデッキを必ずシャッフルすることを推奨しています。 対戦相手がプレイヤーのデッキをシャッフルまたはカットする機会を得たあと、デッキは所有者に返され、対戦相手がプレイヤーのデッキをシャッフルした場合、そのプレイヤーは最後に 1 回カットをすることができます。

注意する点は

  • 土地とその他のカードを分けてシャッフルする人がいますがこれは一種の積み込みにあたります。よって禁止です。
  • ショットガンシャッフル(一般的な日本人がトランプを混ぜるときに使うシャッフル)は無作為に混ざらずカード群が固まる事が多いのでリフルシャッフル、または○切りといわれるシャッフル(いくつかの山に分けてカードをまいていく、○には山の数が入る)にしましょう。
  • 対戦相手のデッキをシャッフルしない人が時々いますが、対戦相手が積み込んでいると、そのままデッキを回させたという意味では、反則を見逃した、いわゆる共犯者になってしまいますので DCI の推奨するとおり必ず相手のデッキはシャッフルしましょう。

2-4 イカサマ禁止!

イカサマには次のようなものが挙げられます。

  • 外部から助言やコーチを受けること
  • シャッフルやカットの途中に相手のカードの表側をみること
  • 不適切な内容のノートを取ること
  • ゲームやマッチの結果を共謀して改竄すること
  • ルールやカードを誤った内容でプレイすること
  • 目印のついたカードやスリーブを使うこと
  • 過剰にカードを引くこと
  • デッキから引くカード、あるいは対戦相手の引くカードを操作すること
  • 時間制限を利用して、ターンを引き伸ばす時間稼ぎを行なうこと
  • 誤った公開情報(合計点数、デッキのカード枚数など)を伝えること
  • ジャッジなどのスタッフに、虚偽あるいは誤解を招く情報を伝えること

これらの行為はその度合いに応じてDCI汎用ペナルティ・ガイドラインに基づく適切な罰則を与えられます。故意でなくてもこのような事態はしばしば発生します。 (シャッフルしていたらカードがめくれちゃった、など)故意に行うのは論外ですがこういうことのないように極力つとめましょう。

その他には

手札を机の下に置かない

「おまえ、今そこでカードの入れ替えしたのとちゃうんか」となってしまうわけです。 このことはルールにも明記されています。

サイドボードを確認したあと、箱の中に戻さない

サイドボードはこの 15 枚です。と、確認をお互いにとりますね(義務ではありません)。 そのあと不透明な箱にしまっちゃう人がいるのです。「おまえ、そこの箱にまだほかのカードが入っているのとちゃうんか」となってしまうわけです。確認したサイドボードはオープンな場所かつゲームに混乱を起こさないところにきちんと置きましょう。

2-5 スポーツマンシップにのっとり……これマジックも然り

「スポーツマン精神に反した行為は容認されないし、許されることもない。ジャッジ、プレイヤー、観戦者、およびトーナメント運営関係者は、礼儀正しく、敬意に満ち、スポーツマン精神に則って振舞わなければならない。」とルールにありますがこれではあまりに抽象的なので個人的にムカツク人の例を挙げましょう。

  • 必要以上に威圧的な人
  • やる気がないプレイをする人
  • 考えることがなさそうなのにいたずらに長考する人
  • ターン終了や呪文の宣言をきちんとしてくれない人
  • 負けそうになると急に不機嫌になる人
  • 勝つと周囲に見せつけるかのように自慢する人
  • 複雑なプレイを自分勝手にシャカシャカ進めてしまう人
  • 臭い人

でしょうかねえ。こういう人には絶対ならないで下さい。

2-6 注意!遅いプレイ

プレイヤーは、時間を守ってターンを進めなければなりません。勝つために考える時間は認められますが、過度に遅いプレイや時間稼ぎは許されません。トーナメント中のどの局面でも、プレイヤーのプレイが過度に遅いとジャッジが判断した場合、そのプレイヤーは DCI 汎用ペナルティ・ガイドラインの該当する規定によって処罰されます。

自分自身はプレイスピードは中の上くらいだと思ってましたが、ある人に「君はプレイスピード遅いから……」と言われてマジへこみです。というように、スピードを判断するのはあくまで対戦相手、ジャッジなど他者です。特に自分がプレイング遅いと自覚のある人は気をつけましょう。反則をとられてからでは『本当に』遅いのです。

また、考える場面になったら、対戦相手に「ちょっと考える時間をください」くらいの宣言をしましょう。これだけでも印象はずいぶん良くなります。

2-7 試合を離れて、観戦者として

試合を離れても、参加者として守るべきルール、マナーは当然あります。

  • トーナメントの進行の邪魔をしない、禁止されているところに入らない

対戦者が気になるほど騒がない、スタッフ側のスペースに侵入しない、ゴミは所定の場所に出す、または禁止なら出さないなどです。

  • 対戦が進行している間は、いかなる方法であれプレイヤーとの意志の疎通を許されない
  • ルール違反に気づいた観戦者は、ジャッジに通知するべきであり、試合進行を妨害

してはいけない

これ、意外と重要です。「これはこうした方がいいよ」とか「これはこうだった」とか横から茶々を入れる人がいますがそれは立派な反則になります。(イカサマ禁止!の一番上の項参照)特に友達のいるゲームを見ているときに練習気分で声をかけないよう気をつけましょう。

3 個人的に言いたいこと

マッチの結果記録用紙を提出するのはマッチの勝者

ルールには書いてないんですけど、大体トーナメントのマッチの結果は、マッチの途中で紙が配られ、そこに結果、署名、このあと棄権するかを書くことになっていると思われます。これはマッチの勝者が提出するべきだと思います。なぜか?それはマッチの敗者だと結果を見えないところで改ざんされてしまう可能性があるからです。その逆はないでしょ?

メモをとることは許されてますが……

プレイヤーは、マッチの進行中に記録を取ってもよいし、マッチの間にその記録を参照してもよい。しかし、それらの記録は手早く、プレイの妨げにならないようにしなければならない。記録を取るために長い時間をかけたプレイヤーは、DCI 汎用ペナルティ・ガイドラインに則って処罰される。とありますが、どのレベルまで大丈夫だと思いますか?

自分の解釈では

だと思うのですが、いかがでしょう?

ライフをメモでとる人へ、相手の分までカウントするつもりならきちんととって!

よくあることなんですけど、ご丁寧に2人分ライフをメモにとる準備をしているのにダメランとかでダメージを食らったときに書いてくれない人が思いの外いるんですよ。 これが。相手に「ダメージ食らったので自分の分のライフ減らしてもらえませんか?」 とか言うのマジ間抜けなんです。勘弁。

開催者に感謝、そして協力を

トーナメントの開催は(特に草の根レベルでは)非常に大変です。そのことに感謝の気持ちを忘れないと同時に積極的に協力してください。(ゴミを進んで片づける、トーナメントの終わったあとで机や椅子の片づけを手伝う、など)お願いします。

最後に

今回、ルール(http://judge.magic.asuka.net/data/)を見ながら書きましたが自分も 7 年マジックをやってるのにいくつかトーナメントで間違いを犯していたことが分かり恥ずかしい限りです。

例:シャッフルされて返ってきたデッキをカットするのは 1 度まで……シャッフルしてた  :サイドボードは必ずしも確認しなくても良い

この記事を読んでも強くはなりませんがトーナメントの一助になれば幸いです。

意見、感想は iamtsujigiri@yahoo.co.jp まで、HPは http://csx.jp/~tsujigiri/ です。

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