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エクステンデットにおけるサイカトグの可能性

2003/06/15 15:48更新

エクステンデットにおけるサイカトグの可能性

Written by まさね

はじめまして。東京でマジックをしているまさねです。関東近郊の方ならお目にかかったことのある方もいらっしゃるかと思います。今回の考察はエクステンデットにおけるサイカトグデッキについてです。

東京2次予選 デッキ分布

昨今のエクステンデットは非常にメタが移り変わるのが早く、その時期におけるおいしいデッキというものが次々と変わっていきます。PTQ 東京 1 次ではマルカデスが安定した成績を残しました。しかしその東京 1 次で勝ち抜いたのは U/G マッドネスでした。その結果を受けてか、先週末に行われた東京 2 次では U/G ラッシュとなったのです。

デッキタイプ使用者数
マルカデス18
U/G マッドネス11
オース7
スライ7
サイカトグ4
ドラコ4
スーサイドブラック4
スレッショルド4
U/W ウィニー4

それが予選終了時には

デッキタイプ通過数
U/G マッドネス4
マルカデス1
U/W ウィニー1
ドラコ1
サイカトグ1

となりました。

会場の様子はマルカがマッドネスに食われ上位卓にはマッドネスばかり。僕もベスト 8 に残ることができたのですが、1 回戦からの当たりは U/G スレッショルド、マッドネス、マッドネス、オース、オース、マッドネス、U/W ウィニーというものでした。3 戦目に負けて 7 戦目は ID です。スイスラウンドが終了した時点での感想としては、基本的にサイカトグにとってマッドネスはおいしいということです。

サイカトグ vs マッドネス

では実際にサイカトグのレシピと、サイカトグとマッドネスのデュエルがどのような流れになるかを説明していきたいと思います。

サイカトグ - オオタ マサネ / PTQベネチア東京2次 7位
 4  サイカトグ/Psychatog

4 Creatures 4 対抗呪文/Counterspell 3 マナ漏出/Mana Leak 2 魔力の乱れ/Force Spike 4 渦まく知識/Brainstorm 4 蓄積した知識/Accumulated Knowledge 3 狡猾な願い/Cunning Wish 2 嘘か真か/Fact or Fiction 3 噴出/Gush 2 直観/Intuition 3 強迫/Duress 3 悪魔の布告/Diabolic Edict 1 激動/Upheaval
34 Spells 10 島/Island 4 沼/Swamp 4 地底の大河/Underground River 4 汚染された三角州/Polluted Delta
22 Land 60 Total Cards
 3  仕組まれた疫病/Engineered Plague
 2  綿密な分析/Deep Analysis
 1  ブーメラン/Boomerang
 1  棺の追放/Coffin Purge
 1  強迫/Duress
 1  黄塵地帯/Dust Bowl
 1  嘘か真か/Fact or Fiction
 1  枯渇/Mana Short
 1  死体のダンス/Corpse Dance
 1  神秘の教示者/Mystical Tutor
 1  不実/Treachery
 1  シャドーの裂け目/Shadow Rift

15 Sideboard Cards

ゲーム序盤における最初の大きな起点は 2 ターン目にやってきます。マッドネスとは共鳴者がいなければただの重いデッキです。

Psychatog

ここでアクションを起こされた場合は、必ず対応しないと痛い目にあいます。僕のデッキでは 2 マナ圏までに 9 枚のカウンター呪文があるので、先手の場合には基本的には対応できるのですが、後手の場合少々厳しくなります。僕の考えでは 2 ターン目の共鳴者をカウンターできなかった場合には《悪魔の布告/Diabolic Edict》がハンドにある場合にはメインターンにでも必ずキャストすべきです。共鳴者が場に存在できなければテンポを落とした展開になります。序盤は 1 対 1 のカード交換によってゲームが長引くようにします。また《サイカトグ/Psychatog》《不可思議/Wonder》さえいなければ最強のブロッカーです。

《不可思議》の存在を考え《直観/Intuition》には気を付けましょう。《狡猾な願い/Cunning Wish》でいつでも《棺の追放/Coffin Purge》を持ってくることができるようにしておくと非常に楽です。この対戦では思った以上に《棺の追放》の存在は偉大なので、余程の事がない限り《狡猾な願い》は手札に温存しましょう。

このデッキでは異常なまでのドローカードが入っていますので、ランドは 6 枚くらいまではスムーズに出せるように手札を調整しましょう。ゲームも中盤に入ると嫌なのは《波止場の用心棒/Waterfront Bouncer》くらいになります。このデッキでは《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》《嘘か真か/Fact or Fiction》に加えて、《噴出/Gush》、それらを使いまわす《狡猾な願い》まで入っているので《サイカトグ》のパワーはすぐに致死量になります。これはいわば《サイカトグ》のアタックが事実上の《悪魔の布告》になるという事です。この段階になれば普通は負けようがありません。ランドがある程度並んだらハンドに何もなくても《サイカトグ》でアタックします。相手のクリーチャーが減れば《悪魔の布告》自身も威力を増しますから。一度《サイカトグ》の成長の様子を見たら必ずブロックしてくれます。その成長具合はまるでミラクルグローっすね。

サイドボードで一番重要なのは《仕組まれた疫病/Engineered Plague》です。このデッキで嫌な《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》《波止場の用心棒》《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》を壊滅させ、《アクアミーバ/Aquamoeba》も戦闘能力を奪います。非常にいいカードですね。実はこのトーナメントの前には《仕組まれた疫病》《火薬樽/Powder Keg》で悩んでいました。《火薬樽》もいいカードです。テンポをスローダウンさせるという役割以外にも《樹上の村/Treetop Village》に対応することもできます。次のトーナメントでこのデッキを使うなら、メインに 3、4 枚の《火薬樽》を入れたいですね。

PT Houston では 138-95-7 と驚異的な勝率も残していますし、デッキパワーも非常に高く、またデッキの調整としても色んな方向性があるので一度プレイしてみるのをお勧めします。また質問やこんな調整をしてみたよなんて意見も大歓迎です。メールは masane@k7.dion.ne.jp で。

ということで今回の考察を終えます。サイカ対マッドネスが中心になりましたが、反応が良ければ他のデッキについてや個々のカードについても書いてみたいと思います。ファイナルの予選でスタンダードが忙しい時ですが、本選にはエクステンデットもあります。2 日目にこの気味悪いドラえもんが活躍してくれるとうれしいですね。皆様、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。それではまた。

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