Peak Magic MtG戦略記事・カジュアル・トーナメントレポート・マジック記事投稿サイト

Peak Magic - Magic: The Gathering Japanese Column Data Base マジック・ザ・ギャザリング MtG の戦略記事・カジュアル記事・トーナメントレポートなどマジックをネタに投稿して賞金をゲットしよう



環境政策

2003/06/08 16:08更新

環境政策

Written by ナカジマ

いつの頃からか(GP 宇都宮でエラーパック騒動があったからか、は定かではありません)プレミアムイベント参加申し込み返信葉書やメールの文中に「フロアルールを始めとする MTG の 3 大ルールをあらかじめ読んでおいて下さい」なんて断りの文章が書かれています。当初は「何を無茶なことを」と思いつつあくまでシステム上の建前だろうと流していました。でもその文章を添付せざるを得ない状況ができたのは何故でしょうか。

万能ではないペナルティガイドライン

裁定を出す時、ジャッジはペナルティーガイドライン(以下 PG)に基づいて判断を下します。それが原則です。例えば

「一方のプレイヤーがシャフルの後、相手にデッキを渡した後で、床にカードが落ちているのを発見。確認したところ、確かに自分がデッキから落としたものに間違いない」

という場合。気が付いたのは本人で対戦相手もデッキのシャッフルは行っていない場合であっても普通はゲームロスになってしまいます。はたから見て厳しすぎる裁定であってもそれは PG に明記されているのですから、ジャッジは忠実にペナルティーを適用するのです。

では PG に書かれていない事に関してはどうでしょう。

その判断はその場のジャッジに一任されます。例えばある大会で以下のようなことが実際にありました。

《稲妻の裂け目/Lightning Rift》をコントロールしているプレイヤーが、サイクリング能力をプレイして誘発したスタックを乗せつつ対象を指定したが、1 マナを払って 2 点のダメージを与える前にカードを引いてしまった。

詳しい内容は省きますが、この時現場にいた 3 人のジャッジから出された意見は三者三様でした。

つまり 3 通りあったわけで、当然それぞれは DCI へ報告する内容からして違うものです(結局は最初に対応したジャッジの意見が適用されました)。大会終了後にどれが正しかったのか検討を重ねましたが、一つの指針だけでは他の事例に対応できないことに気が付くばかりで、これといった結論も出ないまま解散。

その後に某ジャッジへこの話をしたところ「どれも間違っていないのではないか。君がそう思ったのならそれでいい」

はい、そういうことです。

少し乱暴な意見にも聞こえますが、先に述べたようにどこに重点を置くかという指針を限定してしまうと、他の事例に相反してしまうことがあるので柔軟な裁定が必要なのです。ほとんどの裁定はいくつかある可能性の内の一つに過ぎず、完璧ではないかもしれませんがあからさまに間違っているということはありません。それでもジャッジの言い分に納得がいかず、不信感を募らせるプレイヤーがいるのも事実。

そこで非常にあやふやで難しい問題なのは判っているのですが、当初に書いたような 3 大ルール全部とは言わないまでも、プレイヤーもある程度のルールは理解し、自分自身で納得のいくよう努めてみてはいかがでしょう。

まとめ

私個人としてトーナメントにおいてプレイヤーに心がけて欲しいことは 4 つ。

  1. ある程度と思われるルールは覚えて下さい。自分のできる範囲で十分です。
  2. 聞いたことがある程度の知識を盲信しないで下さい。少しでもあやふやな問題は確かな情報源から理由と共に確証を得てから主張しましょう。
  3. コミュニケーションをしっかりと取りましょう。半分以上のトラブルはこの部分が原因です。あと敬語を使うのは人として当然。
  4. 以上を踏まえて、自分が疑問に思ったときはジャッジが相手であっても「納得がいかないのでヘッドジャッジを呼んで下さい」と言いましょう。ヘッドジャッジの裁定こそがその大会におけるマジックのルールです。それでもまだ納得がいかない場合は後日よく調べた上で DCI へ上訴して下さい。

元々「人と遊ぶのが楽しい」 MTG というゲームの趣旨に反しているかもしれませんが賞金トーナメントに参加したいと思っている人は覚えておいて損はないでしょう。

Tags: Casual
■この記事はいかがでしたか?■
該当するものをいくつでも選んで送信ボタンを押してください
管理人に送信されます

役に立った 面白かった 興味深かった 分かりやすかった つまらなかった 難解だった 特にない


Wizards of the Coast, Magic: The Gathering, Magic, Limited Edition, Unlimited Edition, Revised Edition, Fourth Edition, Fifth Edition, Classic, Seventh Edition, Core Set, Arabian Nights, Antiquities, The Dark, Legends, Fallen Empires, Ice Age, Chronicles, Homelands, Alliances, Mirage, Visions, Weatherlight, Tempest, Stronghold, Exodus, The Rath Cycle, Urza's Saga, Urza's Legacy, Urza's Destiny, Mercadian Masques, Nemesis, Prophecy, Invasion, Planeshift, Apocalypse, Odessay, Torment, Judgment, Onslaught, Legions, Scourge, Mirrodin, Darksteel, Fifth Dawn, Champions of Kamigawa, Betrayers of Kamigawa, Saviors of Kamigawa, Unglued, Unhinged, Portal, Portal Second Age, Portal Three Kingdoms, Vanguard, Anthologies, Battle Royale, Arena, DCI, Dominia, Gen Con, Magic: The Gathering Pro Tour, Oracle, Deckmaster, Garfield Games, and all logo and card illustlation and the tap symbol and the mana symbols are registed trademarks of Wizards of the Coast, Inc.