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Road to Nationals~Case 1 私とサイカの場合

2003/04/11 18:48更新

Road to Nationals~Case 1 私とサイカの場合

Written by 吉川祐輔
http://may4.virtualave.net/

Peak Magic をお読みの皆様、改めましてこんにちは。

いつもはリミテッドの記事を書いている私ですが、この度中国地区選手権で 5 勝 2 分の 6 位に入賞することができました。

今回はそのトーナメントリポートを中心に、これからの地区選手権におけるサイカトグのあり方を探ってみたいと思います。

デッキについて

まずは使用したデッキのレシピをご覧下さい。

Center of Unverse 2nd style - Yoshikawa Yusuke / 2003 Chugoku Regionals *6th*
 3  サイカトグ/Psychatog

3 Creatures 1 ゾンビの横行/Zombie Infestation 4 対抗呪文/Counterspell 4 堂々巡り/Circular Logic 4 魔力の乱れ/Force Spike 2 狡猾な願い/Cunning Wish 2 強制/Compulsion 3 綿密な分析/Deep Analysis 2 集中/Concentrate 4 燻し/Smother 3 チェイナーの布告/Chainer's Edict 2 激動/Upheaval
31 Spells 9 島/Island 4 沼/Swamp 4 地底の大河/Underground River 4 汚染された三角州/Polluted Delta 3 孤立した砂州/Lonely Sandbar 2 ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs
26 Land 60 Total Cards
 2  凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity
 3  無神経な抑圧者/Callous Oppressor
 3  強迫/Duress
 1  消えないこだま/Haunting Echoes
 1  恐ろしい死/Ghastly Demise
 1  好機/Opportunity
 1  枯渇/Mana Short
 1  棺の追放/Coffin Purge
 1  蒸気の連鎖/Chain of Vapor
 1  サイカトグ/Psychatog

15 Sideboard Cards

原型は Kai Budde 氏が Sideboard Online 誌上に発表した記事 Building for Regionals: Green-Red and Psychatog(英語)によるものです。その解説はご存知の方も多いかと思いますので、変更点と重要なポイントについてのみコメントします。

変更:《無垢の血/Innocent Blood》3枚→《チェイナーの布告/Chainer's Edict》3枚

これについては意見が分かれるところかとは思います。確かに、1 マナ軽いことは大きなメリットです。しかしながら、これが重要となるような速いデッキとのマッチアップにおいては、《サイカトグ/Psychatog》をサイドから追加した上で、ブロッカーにしないと持ちこたえられません。そのプランにおいて《無垢の血》は大きな矛盾となります。また、今回は《布告》を一度もフラッシュバックしなかったとはいえ、そうすることができるという事実はやはり相手に対するプレッシャーとなってくれます。

実は、後で言及する《無神経な抑圧者/Callous Oppressor》とシナジーを形成していることに気づいていなかったのですが、それでもプランとしての一貫性を考えるとこれで良かったと思っています。

変更:《強制/Compulsion》3枚→うち1枚を《ゾンビの横行/Zombie Infestation》1枚に

Zombie Infestation

個人的に好きなカードである、というのは置いておいて、《ゾンビの横行/Zombie Infestation》の必要性を痛感したのはレギオンのとあるクリーチャーに対面したときでした。

《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》

一度こいつを通してしまえば、直後に《燻し/Smother》したとしても相当数の墓地を食い荒らされてしまいます。墓地が少ない、ということは、《激動/Upheaval》→《サイカトグ》が勝ち手段になりにくいということを意味しています。そこで代替となる勝ち手段を用意したかったのです。

代替と言う意味では、《消えないこだま/Haunting Echoes》を受けたときや相手が相当数の《燻し》を抱えているときなどの勝ち手段としても有用であるわけです。無論、「いつ引いても強いカード」ではないのですが、デッキに存在するという事実が重要であるのではないかと思います。

交換したのは《強制/Compulsion》 1 枚であったのですが、このカードが決して必要ではないというわけではありません。他のスロットを動かせなかったというのが実情です。

ドロースペルと土地

引き増せる、というのは今も昔も青の特権です。とは言っても、《嘘か真か/Fact or Fiction》を擁していた昨年とは違い、その役割のほとんどをソーサリーカードが担っているのが現状です。

4 ターン目に撃ちたい。それは間違いないのですが、現在の環境を考えると 4 ターン目にフルタップになるのはあまりに危険です(実際、それで窮地に陥りました……リポート参照)。となると、4 ターン目に《サイカトグ》を出し《堂々巡り/Circular Logic》《魔力の乱れ/Force Spike》で待った上で 5 ターン目に撃つというプランになるのですが、そのためには順調に土地を伸ばさなければいけません。そうなると相当数の土地が必要であり、26 枚は適正枚数であると考えます。後半引きすぎる分に関してはサイクリング土地が軽減してくれますし、《強制》もあることですから、むしろ増やしたいくらいです。

サイド:《無神経な抑圧者/Callous Oppressor》

Callous Oppressor

このカードの存在で白緑と青緑は楽勝の部類に入ったと言っても過言ではありません。

これらの「本質的な除去を持たない」デッキに対しては圧倒的な支配力を持つのですが、それでも過信は禁物です。特に青緑はこのカードを意識してバウンスを相当数残してきますし、そもそも相手だけ飛んでいる状況は変わらないのです。

メタゲームの変遷も踏まえて、サイドを変更するとすればここになるでしょう。

サイド:《凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity》

対赤単の必殺兵器。

もちろん《仕組まれた疫病/Engineered Plague》も効果的ではあるのですが、ある程度ライフを削られてしまえばクリーチャーをいくら抑えても本体火力で死んでしまうわけで、ライフを得るという直接手段が勝るのです。

赤単だけでなくステロイドにも投入したいのですが、《激動》と破滅的に相性が悪いため、難しいところです。赤単に対しては《サイカトグ》に大部分のリソースを注ぎ込んで耐えるため土地が並ばず、並んだ頃には視界クリアになっているため《激動》を抜く、で正解とは思いますが、ステロイドに対してはやはり《激動》に頼りたいところも多く……。そこが、このカードの問題点でしょう。

サイド:《消えないこだま/Haunting Echoes》

Haunting Echoes

Kai 型だとここは《迫害/Persecute》であり、また私の直前デッキでは《強迫/Duress》の 4 枚目であったのですが、結局このカードになった理由は「決定力」でした。

まず《迫害》ですが、これが投入されるミラーマッチにおいては《綿密な分析/Deep Analysis》があるため必ずしも決定打になり得ないという危惧がありました。もちろんこれで勝てることも少なくないとは思いますが、このスロットは「撃ったら 99 %勝てるカード」にしたいとの考えから選択肢から外れました。また《強迫》に関しても、小技をいくら効かせても勝てないと意味がないため大技を 1 枚、という選択になりました。

結果的には正解であったようです。3 枚目の《激動》が必要なマッチアップにどうぞ。

トーナメントリポート編

1回戦 青緑マッドネス

主な確認カード:《アクアミーバ/Aquamoeba》を含む通常のマッドネスのパーツ+《送還/Unsummon》《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》

第1ゲーム

どんなトーナメントでも緊張する開幕戦。先行の相手がマリガン、こちらはそこそこの手札で一安心。

《森/Forest》 2 枚から《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla》 2 体が出てくる立ち上がりで、ステロイドかと一瞬思ったがプレイ《島/Island》でマッドネスと判明。相性は悪くないがしばらく好きに殴られる。途中《狡猾な願い/Cunning Wish》から《恐ろしい死/Ghastly Demise》を持ってこなければいけない場面があったが、正式なテキストを忘れていて(墓地のカードの枚数と同じタフネスを持つクリーチャーを対象に取れるのか、正解は「対象に取れる」)、1 ターン機を逃す場面があった。ともあれ、残りライフ 4 で耐える。

あとは《強制》を張って片っ端からカウンターで勝利。

out
1《ゾンビの横行》
1《堂々巡り》
1《チェイナーの布告》

in
3《無神経な抑圧者》

今思うと《布告》を 1 枚抜くより《堂々巡り》をもう 1 枚だったかもしれない。

第2ゲーム

再び《ルートワラ》発進の相手だがこちらも第 2 ターンに《野生の雑種犬/Wild Mongrel》を《燻し》、第 3 ターンに《抑圧者》(指定はワーム/Wurm)と好発進。そのまま制圧力を発揮する。しかしながら、クリーチャーを連打されそれらが《不可思議/Wonder》で飛び立つと嫌な感じに。奪った《犬》で殴り合いながら、対応を模索していると 2 枚目の《抑圧者》。これも通る(指定はトカゲ/Lizard)のだが、一度相手に《犬》を戻し改めて奪い直そうとした瞬間に《尊大なワーム/Arrogant Wurm》が出てくる。実際手つきからある程度予測していただけに「しまった!」と思ったが、結局激動サイカが無事決まって勝利。

もちろん最初からそうしておけば良かったのだが、相手に《送還》があると負けてしまう。もう 1 ターン待ち、土地 1 枚の余裕を持ってから激動サイカが正解だったのだと思う。危ない橋を渡ったものだ。全く緒戦は恐ろしい。

Won-Won 通算1-0

2回戦 黒単コントロール(クリーチャー多用型)

主な確認カード:《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》《催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend》《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator》《生命を破滅させるもの/Bane of the Living》《陰謀団式療法/Cabal Therapy》《強迫》 サイドから《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》

第1ゲーム

《ナントゥーコの影》が 1 体、2 体、3 体、出てくる出てくる。除去しきれなかった 1 体に全力で殴られ、残りライフ 6。もう二度と通せない状況で、サイカを思いきり大きくして撃退する。ここで幸いにも攻勢が止んだので《願い》から《好機/Opportunity》で一気に回復、あとは片をつけるだけ。

out
1《堂々巡り》

in
1《消えないこだま》

《陰謀団の先手ブレイズ》を警戒して除去は全残し。

第2ゲーム

《陰謀団式療法》(指定は《魔力の乱れ》)→《影》→《療法》フラッシュバック(《サイカトグ》を落とされる)と攻められるが、相手は《沼/Swamp》 2 枚で止まる。その隙にドロースペルと《燻し》を連打し、自分の形に持っていく。最後は《魔力の乱れ》を握り締めて全力パンプアップでフィニッシュ、と思ったら 0.5 点足らずに《魔力の乱れ》を捨てる羽目に。一応《燻し》が手札にないことはある程度分かっていたのだが、それにしても軽率だったか。

Won-Won 通算2-0

3回戦 赤単ゴブリンスライ

主な確認カード:《ゴブリンの闘士/Goblin Grappler》《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》《怒り狂うゴブリン/Raging Goblin》《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》《火花鍛冶/Sparksmith》《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》《つつき這い虫/Clickslither》《ショック/Shock》《炎の稲妻/Firebolt》《無謀なる突進/Reckless Charge》

第1ゲーム

相手はマリガンながらも、先手から《闘士》→《そり乗り》+《無謀なる突進》とロケットスタート。こちらは初手が《島》《沼》× 2 だったのでとりあえず《ゾンビの横行》を張って、《突進》の嵐をゾンビで耐えてみる。そのうちに《布告》を引いてきて、息切れを起こした相手の場が綺麗になったところで、ゾンビ・ビートダウン。常に《焦熱の火猫/Blistering Firecat》を意識しながら、ドロースペルを連打しつつ殴りきる。

out
1《堂々巡り》
2《激動》

in
2《凡人の錯覚》
1《サイカトグ》

《激動》が抜ける理由は上記。

第2ゲーム

また相手がマリガン。こちらは第 2 ターンの《群集追い》を《魔力の乱れ》する上々の立ち上がり。途中《孤立した砂州》にちょっと悩んでそのままプレイし、これが上手くいき《サイカトグ》を出し態勢完了。あとは《つつき這い虫》にちょっと驚きながらも《魔力の乱れ》して、14 点パンチで終了。

Won-Won 通算3-0

4回戦 黒単コントロール

主な確認カード:《強迫》《陰謀団式療法》《占骨術/Skeletal Scrying》《魔性の教示者/Diabolic Tutor》《堕落/Corrupt》《精神ヘドロ/Mind Sludge》《消えないこだま》《激浪の複製機/Riptide Replicator》《ミラーリ/Mirari》星明りの聖域/Starlit Sanctum》 サイドから複数の《迫害》

第1ゲーム

ひたすら土地を並べ合う。要所要所をカウンターで対処し、激動サイカ……と行きたかったが、《ゾンビの横行》を入手するまで待ってみる。もちろん、相手は大量の《燻し》を抱えているわけだが……大量のゾンビ・トークンなら関係ない。

out
2《堂々巡り》
1《チェイナーの布告》

in
2《強迫》
1《消えないこだま》

どうしても《ブレイズ》を意識しなければいけないためサイドボーディングが中途半端になるのが厳しいところ。

第2ゲーム

《ブレイズ》モードかと思ったら手札破壊を連打されカウンターを落とされる。仕方なく第 4 ターンにフルタップで《集中/Concentrate》を撃ったら返しで《迫害》。返しのターン、《強迫》で手札を見ると 2 枚の《こだま》が。《サイカトグ》《激動》が既に落ちていたのでここで投了。

out
4《燻し》

in
1《強迫》
1《チェイナーの布告》
2《堂々巡り》

サイドボーディングしながら、相手の方に目を向けてみるとサイドボードに手をかける様子がない。先程の負け方と併せて考えると、《ブレイズ》はないらしいことが分かるので、コントロール寄りに大きく変更する。

第3ゲーム

相手の土地が《沼》、《沼》、《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》。手札が今一つだったので第 4 ターンに《集中》を撃つと、返しで《沼》を引かれ《迫害》。第 2 ターンに見たときはなかったのに……と思いつつ、《綿密な分析》でリカバーするもカウンターを失い厳しい展開に。とりあえず除去されるのを覚悟で《サイカトグ》を出し、《無垢の血/Innocent Blood》に合わせて墓地を全て取り除いておく。するとやはり《こだま》が飛んできて、《サイカトグ》が失われる。さらには《精神ヘドロ》も受け(手札は《魔力の乱れ》 3 枚と土地だったが)、絶体絶命かと思われた返しのターン……値千金の《集中》ドローから《こだま》をトップデッキ! 即撃ちして、相手に《堕落》 4 枚しか勝ち手段が残っていないことを確認。とはいえ、結構な枚数が残っている上《ミラーリ》が出ているので一触即発。デッキチェックの延長時間もあり、この辺りからギャラリーを背負ったドロー合戦になる。《堕落》とコピーを両方カウンター、などで凌ぎ、ついに《強制》にたどり着きひたすら回す。ライブラリの下から 3 枚目で《ゾンビの横行》を発見し紙一重の勝利。

Won-Lost-Won 通算4-0

5回戦 白緑赤ビースト

再びデッキチェック。

私のデッキは先程のラウンドでチェック済みなので問題はなかったのだが、対戦相手のデッキに問題が。4 枚の《野生の雑種犬》(と数枚の土地)のみが大きく曲がっているとのことで、故意ではないとしながらも「印のあるカード―重度」でマッチロスの裁定。

勝った方がほぼ確定の大一番であっただけに、勝てたこと自体は良かったのだが、やはり少し残念な気がする。いつも言っていることだが、トーナメントに出る前には、自分のデッキをもう一度確認しようと自戒する。

マッチロスにより勝利 通算5-0

6回戦 赤緑ステロイド・7回戦 サイカトグ

6 回戦は 15 点が 3 人だったが、幸いにも相手が 15 点だったため ID。7 回戦も問題無く ID。

日本選手権に向けて軽く練習をしたり、サイドボードの議論をしたりして過ごす。

いずれもID 通算5-0-2

結果 6 位で日本選手権の出場権を得る。

振り返って

今年の中国地区選手権は参加者が 117 名と少なく、また私自身幸運に恵まれたこともあって、随分楽な印象を受けました。しかしながら、こうして振り返ってみると、多くのプレイングミスを偶然のドローでカバーしている印象があります。来るべき本戦に向けて、プレイング技術の向上を目指していかなければと強く感じています。

また、5 回戦における対戦相手のマッチロスは、非常に残念なものでした。もっとも、自分のデッキに気を配るということは、地区選手権のような高レベルのトーナメントでは不可欠です。このような場では、もはやジャッジはプレイヤーを助けられないのです。この時ばかりは、新品のスリーブを用意し、さらにチェックして使うことをお勧めします。「マークト・カードでとっつかまらないために」に非常に良くまとめられているので、参考にされると良いかと思います。

これを読んでいる皆様も、上手く行った点は参考に、下手な点は他山の石にしていただきたいと思います。

その他のサイカ

地区選手権で好成績を残したサイカトグの中で、現在公になっているものは私以外に次のようなものがあります。

Psychatog - Tsubasa Sato / 2003 Hokkaido Regional Championship *3rd*
 3  サイカトグ/Psychatog

3 Creatures 3 霊気の噴出/AEther Burst 3 無垢の血/Innocent Blood 4 燻し/Smother 3 堂々巡り/Circular Logic 2 激動/Upheaval 4 魔力の乱れ/Force Spike 3 行き詰まり/Standstill 3 集中/Concentrate 1 ゾンビの横行/Zombie Infestation 3 強制/Compulsion 4 対抗呪文/Counterspell
33 Spells 11 島/Island 4 沼/Swamp 4 地底の大河/Underground River 4 汚染された三角州/Polluted Delta 2 ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs
25 Land 61 Total Cards
 4  強迫/Duress
 3  綿密な分析/Deep Analysis
 2  ゾンビの横行/Zombie Infestation
 2  説得/Persuasion
 1  仕組まれた疫病/Engineered Plague
 1  強制/Compulsion
 1  迫害/Persecute
 1  サイカトグ/Psychatog

15 Sideboard Cards

(デッキレシピはhttp://www.duelists.org/~kuin/hokkaido/dores/2003/sapporo/hkd/top4decks.htmlによる)

こちらは私のものと大きく異なり、非《狡猾な願い》で、ドローエンジンに《行き詰まり/Standstill》を採用しています。《無垢の血》も、その軽さが《行き詰まり》とマッチします。これを含め、クリーチャー除去が 10 枚と多めに取られているあたりもポイントでしょう。そのため、若干赤緑ステロイドに勝ちやすくなっているものと思われます。

しかし、《願い》が入っていないということは相手の終了フェイズに《枯渇/Mana Short》という黄金パターンが導けないということであり、プレイングはやや難しいものになると考えられます。同じような意味で、ミラーマッチとなったときに無駄カードが多いのも気になります。もちろんサイドから 8 ~ 9 枚の入れ換えができるのですが、その辺りは発想の違いなのでしょうか。

採用カードがやや軽くなっている関係上(《堂々巡り》も 3 枚ですし)、土地 25 枚は妥当な線かと思います。

戦いは続いていく

今週末は東北・北陸で、また他の地区選手権も程なく開催されます。皆さんも調整に余念がないのではないでしょうか。

一つアドバイスをするとすれば、「サイドボーディングを大切に練習する」ことでしょうか。半分以上のゲームはサイド後の戦いになります。必要なカードを見極めると共に、「何を抜くか」を常に考えたサイドボードを構築していくことが大切だと思います。

またトーナメントによる実戦調整も有用かと思います。手前味噌になりますが、私は以下のトーナメントにジャッジ参加する予定です。フォーマットはいずれもスタンダードとなっております。近郊の方は是非お越しいただけると幸いです。

4/13(日) 「月刊・草津マジック 第11号」(滋賀県草津市・市民交流プラザ)
詳細・予約はこちら(http://m-k-m.hp.infoseek.co.jp/
4/20(日) 「MtG関西合同杯」(大阪市・福島区民センター)
詳細はこちら(http://bakurai.hp.infoseek.co.jp/goudoutop.htm

それでは、この地区選手権でお世話になった方々に、またこの文章をお読みいただいている方々に感謝を込めて。

ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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記事へのツッコミ(2) [ツッコミを入れる]
_ 堕落 2003/04/11 17:39

コピーされた物は打ち消さなくても<br>元を消しておけばいいのでは?

_ yossy 2003/04/11 18:48

オリジナルをカウンターしても《ミラーリ/Mirari(OD)》によるコピーは成立してしまいます。1発でも通すと死亡の場面でしたので…。


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