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15段階評価で送るミラディンドラフト得点表改訂版-黒赤緑編

2003/12/18 23:32更新

15段階評価で送るミラディンドラフト得点表改訂版-黒赤緑編

この記事は「15段階評価で送るミラディンドラフト得点表改訂版-白青編」の続編になります。まずは、そちらからどうぞ。

どうやったらドラフトでまともに黒ができるんだ……。そんな言葉をよく耳にします。弱い《恐怖/Terror》。まともにタフネスも無いクリーチャー。アーティファクトには手も出せない。しかし、結局のところ環境がアーティファクト主体とはいえ、《恐怖》で対象に困ることはまずありません。また、タフネスが低い「屍賊」シリーズは《金屑ワームの鎧/Slagwurm Armor》を装備することで一気に超強力クリーチャーへ変身。弱いというのは人気が無いという意味であり、独占しやすいという意味で。狙ってみる価値は十分にある色です。

↓2点(1点)《強奪する悪魔/Reiver Demon》

8 マナが若干重いというのと、実は結構場に残ってしまうが、色付き生物が落ちた後に出てくる黒の 6/6 飛行はまず止まらない。

→2点(2点)《骸骨の破片/Skeleton Shard》

戻せるなら何でもうれしい。《ゴブリンの模造品/Goblin Replica》《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》を戻せると少し小躍りしたくなる。黒以外の色でも使うことができるためピックが無駄にならないのもポイント。

↓2点(1点)《力の確約/Promise of Power》

4/4 飛行あたりを出すので十分だし、5 ドローも当然強力。双呪は払えるなら払いたいが、そこまで待っていられないという話もある。

→3点(3点)《肉体の裏切り/Betrayal of Flesh》

《恐怖》とどちらを優先するかは人それぞれだが、私はこちらを上位に置いてみた。理由は《恐怖》と比べて、流したときに「上は黒をやらない」という主張が大きく認識されてしまうためだ。下と黒が被ってしまうのはできるだけ避けたい。もっとも一緒に入っていたら両方とも流すのが正解だとは思うが。

↑3点(4点)《恐怖/Terror》

得点表を製作した時点では「アーティファクト主体の環境ではイマイチふるわないだろうな……」と思っていたものの、ふたを開ければ《空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol》《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》《テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers》と対象は溢れている。

↑3点(5点)《屍賊の貪り食い/Nim Devourer》

相手の戦線を次々に破壊していく強力クリーチャー。「屍賊」シリーズは《金屑ワームの鎧》との相性が非常に良い。

↑4点(5点)《屍賊の金切り魔/Nim Shrieker》

黒の主力。少なくとも 2/1、だいたいは 4/1 あたりの P/T を誇る。単体でも強力だが《金屑ワームの鎧》を装備することで驚異的な飛行クリーチャーに成長する。

↑4点(6点)《屍賊のシャンブラー/Nim Shambler》

攻守ともに非常に強力なクリーチャー。《迷惑エンジン/Nuisance Engine》と組み合わせたいクリーチャーベスト 3。

→5点(5点)《ピューターのゴーレム/Pewter Golem》

《金屑ワームの鎧》が無いと流用の難しい黒において単体で働ける主力クリーチャー。若干重いものの、除去するには一苦労。

↑5点(6点)《浴びせかけ/Irradiate》

黒は「屍賊」がいる関係上アーティファクトを率先して取っていかなければならない。そういったドラフトをしていれば、必然的に《浴びせかけ》もしっかりとした除去になってくれるはずだ。

→5点(5点)《モリオックのゴミあさり/Moriok Scavenger》

出すからには何か回収したいものだが、稀に回収するものが無いというときも。なまじ 2/3 が戦力になるので少し悩んでしまう。

→5点(5点)《悪夢の鞭/Nightmare Lash》

強力な装備品であることは間違いない。が、黒が濃くないと手を出せないため比較的遅い順手にまで流れてくることが多い。そう何度も装備できないので、装備させるクリーチャーは厳選しよう。

→6点(6点)《鉛のマイア/Leaden Myr》

私は《マイア》の点数を 6 にしているが、5 点という意見もある。個人的には 5 点では少し高い気がするが、6 点だと少し低い気もする、といった感じ。微妙なところだ。

↓6点(4点)《生皮はがれの屍賊/Flayed Nim》

能力は強力だが、4 マナ 2/2 というサイズと再生にかかる 3 マナは若干のマイナスポイント。ぜひ装備でパワーをあげてやりたいところだ。

↑6点(7点)《秘宝の破滅/Relic Bane》

黒い《ニューロックのスパイ》相手の装備やアーティファクトランドにつけるのが常套手段だ。

↓6点(4点)《血のやりとり/Barter in Blood》

強力だが非常に使いどころが難しい。うまく刺されば強いのだが……。《クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman》《屍賊の嘆き/Wail of the Nim》で軽いところを除去しておいてから使うべきか。

→7点(7点)《血の壁/Wall of Blood》

地上を固め《屍賊の金切り魔》で殴るのが基本戦略の黒においては非常に重要な 1 枚。これ 1 枚で《ファングレンの狩人/Fangren Hunter》だって止めることができる。

↓7点(5点)《流血スリス/Slith Bloodletter》

数回本体に通せれば脅威になる。後半引いたとしても、ブロッカーになるため無駄にはならない。装備でパワーをあげてから殴ると相当嫌らしい。

↓7点(5点)《魂の消耗/Consume Spirit》

せいぜい 2~3 点。黒が濃くないと使えないためそんなにピックを急がなくても 2 パック目 3 パック目の比較的遅くに回収できる。

→8点(8点)《屍賊の模造品/Nim Replica》

3 マナ域を埋めるカード。その効果は稀に《屍賊の金切り魔》を落としてみたり 1 対 2 交換をする際に使用する。が、3 マナは少し重いかも。

↑8点(10点)《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》

意識して使いやすい《レオニンの古老/Leonin Elder》に比べると少し使いにくい。が、しっかり使えば非常に強力。むしろこれだけで勝てる試合があるといっても過言ではない。

↓9点(5点)《屍賊の嘆き/Wail of the Nim》

強いことは強いのだが結構遅い順手で取れるスペル。マナマイアをなぎ倒すのにも使えるが、戦闘時にこちらのクリーチャーすべてに +1/+0 再生と考えるのもアリ。

↓9点(5点)《虫たかり/Vermiculos》

アーティファクト・クリーチャーを出し続けられれば強力なアタッカーだが、ブロッカーにできないことや途切れてしまうと殴ることすらできないのは大きなマイナスポイント。まずデッキには入らないだろう。

↓10点(8点)《屍気の呪文爆弾/Necrogen Spellbomb》

インスタントで場置きのハンデスというのは実は強い。相手の手札が少ないところで起動すれば結構美味しいものを持っていくことができるはずだ。が、だいたいは序盤にドローされて終わるカード。

↓10点(6点)《悲哀を持つもの/Woebearer》

それでも畏怖は通らない。《ニューロックの滑空翼/Neurok Hoversail》をつけて殴るとウザいらしい。

↓11点(7点)《ドロスの収穫者/Dross Harvester》

《ペンタバス/Pentavus》とのコンボで……とか非現実的なことに逃げたくなるほど使えないカード。でも使ってみると少し楽しかったりする。

↓11点(10点)《屍賊の殴打者/Nim Lasher》

《金屑ワームの鎧》と組み合わせればこのカードでさえ一級線のクリーチャーになる。問題は《金屑ワームの鎧》が無いとゴミにすぎないということ。

↓12点(10点)《ドロスをうろつくもの/Dross Prowler》

前環境にあれば、もっと高い評価を受けていたはずのカード。ここまで畏怖の弱い環境は初めて……って当然なわけだが。

↓12点(11点)《精神ねじ切り/Wrench Mind》

使われると案外ウザかったりはするが、これがデッキに入るようではたかが知れている。

→12点(12点)《汚染された結合/Contaminated Bond》

《ニューロックのスパイ》はフライヤーにつければウザい。それでも、スペルが強いこの環境。これよりも他に入れるものがあるはず。

↓13点(12点)《煙突のインプ/Chimney Imp》

どんなにクリーチャーが足らないといっても、こいつだけは入れたいとは思わない。

→14点(14点)《無残な助言/Grim Reminder》

《マイアの処罰者/Myr Enforcer》など被るカードはきっとある。それでもスペルの強い環境なんだから。

↓14点(13点)《屍気の霧/Necrogen Mists》

使ったことがないのでなんともいえないが、弱いとしか思えない。今後も多分使わない。

↓15点(14点)《大霊堂の戦利品/Spoils of the Vault》

使うと死ぬカード。基本地形サーチ用?

最強色。そう断定して異論を唱える人も少ないはずだ。アーティファクト破壊・火力・優秀なクリーチャー。これ一色でなんでもできる。しかし、それが故に奪い争われるのが定め。下手に手を出せば周りと被って悲惨な目を見ることも。メインカラーにすることはほぼ不可能。除去色としての 2 色目として狙ってみよう。

→1点(1点)《鉄のゴーレム、ボッシュ/Bosh, Iron Golem》

6/7 トランプルは環境最大級。複数でブロックにかかろうとも、アーティファクトを投げられて致死ダメージを与えられない。スペルで除去しようにもマナさえあれば本体に 8 点が飛んでくる。出した返しで仕留めることができなければゲームエンド。ちなみに私は返しのターンで《横暴/Domineer》でコントロールを奪ったことがある。奪われたこともあるんだけどね。

→2点(2点)《弧炎撒き/Arc-Slogger》

5 マナ 4/5 というサイズが強力。その能力は実質 2 回程度しか使用できないが、その効果以上に「使われるかもしれない」というプレッシャーが大きい。

↓2点(1点)《メガエイトグ/Megatog》

6 マナ 3/4 というスペックに若干の頼りなさを感じる。戦闘で破壊されることはありえないだろうが、そのためにはアーティファクトを食べ続けなければならない。強いのは当たり前だが、稀に使いにくいと感じることも。

→2点(2点)《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》

誰もが認める環境最強コモン。装備品と組み合わせることで簡単に勝利することができる。

→2点(2点)《粉砕/Shatter》

最も優秀なコモン除去。なんでも壊せるが、往々にして強力な装備品やゴッドなアーティファクトが出るのを手札で待っている。

→3点(3点)《爆片破/Shrapnel Blast》

デッキに入れておくことで、削るべきダメージが 20 点から 15 点になる。本体に撃つのがほとんどのカード。稀にクリーチャーを狙うが、あまり得した気がしない。

→3点(3点)《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》

厄介なクリーチャーのほとんどを除去できる 1 枚。《恐怖》と並んでいたら私はこちらを優先する。もっとも、ソーティングの関係で並ぶことはありえないのだが。

→3点(3点)《手綱取り/Grab the Reins》

相手のターンに 7 マナでキャストされるのがほとんどのスペルだが、その他様々な状況において応用の効くスペルだ。負けを 1 枚でひっくり返すこともできる。

→4点(4点)《ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem》

最強のゴーレム。ブロックにかかれば確実に相打ちにされ、スルーしていれば 3 点 5 点 7 点と一気にライフを持っていかれる。赤なら欲しい 4 マナ域。

→4点(4点)《爆破/Detonate》

対親和としてよくメジャーになったスペル。再生させないため《ピューターのゴーレム/Pewter Golem》も仕留めることができる。強力ではあるが、マナを喰うソーサリーのため返しに隙ができてしまう。

↓4点(3点)《花崗岩の破片/Granite Shard》

キャスティングコストは 3 ManaRed Mana。最初の 1 点は奇襲的に使用し、次以降は相手へのプレッシャー兼本体へのダメージソースとして使用される。

→4点(4点)《錆口のオーガ/Rustmouth Ogre》

全色通してかなり大きい部類に入るクリーチャー。まず本体には通らないが、殴ることで相手の戦線に大きな穴を開けてくれる。だいたいは 1 発殴った時点で殺されてしまうが、そこを救うことができれば勝ったも同然だ。

↓5点(4点)《ゴブリンの模造品/Goblin Replica》

強力な能力を持ったクリーチャーだが、起動コストが大きいためタイミングが難しい。《モリオックのゴミあさり》《マイアの回収者/Myr Retriever》で使いまわしたいところだ。願わくば《骸骨の破片》で。

→5点(5点)《エイトグ/Atog》

単体でも強力なクリーチャーだが、装備品と組み合わせて攻撃に出ることで大きなプレッシャーとなる。《迷惑エンジン》と組み合わせると迷惑を通り越す。

↓5点(4点)《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》

奇襲性がないため戦闘トリックとして使いにくいことから若干点数は下がるが、《ニューロックのスパイ》《トゲ撃ちゴブリン》を焼くことのできる優秀なスペル。使う直前まで手札でかかえるのもひとつだが、張ってプレッシャーをかけるというのもまた一興。デッキに応じて使い分けよう。

↓6点(5点)《鉄のマイア/Iron Myr》

座る卓によって《マイア》の点数が変わる気がしてきた今日この頃。周りのプレイヤーのレベルと点数が 5 点~9 点くらいで比例するらしい。

↓6点(2点)《ヴァルショクの戦場の達人/Vulshok Battlemaster》

相手の装備に依存してしまうことと、5 マナという重さ。また、劣勢のときに引くと少しガッカリしてしまうなどと使ってみるとマイナス要素の目立つクリーチャー。それでも十分デッキには入るクラスだ。

↑6点(7点)《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》

攻守ともに渋い動きをしてくれるナイス 3 マナ域。ぜひ欲しいところだ。

↓6点(5点)《鍛冶場の鎧/Forge Armor》

クセのあるスペルだが当たれば勝てる。使い古した《機械仕掛けのコンドル/Clockwork Condor》をコストに《トゲ撃ちゴブリン》《ニューロックのスパイ》を強化したいところだ。

↓7点(5点)《オーガの爆走者/Ogre Leadfoot》

強力な能力を持っているが、5 マナ 3/3 というスペックに若干の不満を覚えてしまう。《ファングレンの狩人》を前に立ち往生しているのをよく見かけるが、デッキに入らないカードではない。

↑7点(11点)《炎歩スリス/Slith Firewalker》

2 ターン目に出せば勝てる。それは認めよう。しかし、その確率はどの程度のものだろうか? 中盤以降に引いて手札で腐ることなどを考えればせいぜいこの程度の点数だと思う。まぁ正直な話、私がこういった運ゲーチックなカードが嫌いだという理由も多少含まれているが。ちなみに、このカードを 2 ターン目に出されて死んだのが今までに 3 回。そのうち 2 回が同じ試合だったりするあたり、少し納得のいかない今日この頃。

↓8点(6点)《ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker》

強力だが、4 マナ域としては 2 級線か。稀にこのカードにまとめて襲われ死んでしまうこともある。

↓8点(6点)《クラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shaman》

クリーチャーとしてではなく、スペルとして考えるべきカード。赤 1 マナの追加コストとしてアーティファクトを X 枚生贄に捧げ、飛行を持たないクリーチャーに X 点のダメージを与える、といったところだろうか。

↓9点(6点)《財宝発掘/Trash for Treasure》

2 級線のスペルではあるが、ゴッドなアーティファクトが複数入っているのであれば保険として入れてもいいかも。

↑9点(11点)《戦争の精霊/War Elemental》

使ってみると実は物凄く強いクリーチャー。問題は Red ManaRed ManaRed Mana というマナ拘束と、押されているときに引くと紙だということ。デッキにクリーチャーが足らないなら入れてもいい。

↓10点(8点)《戦争の扇動/Incite War》

強いものの 2 級線スペルの域を出ない。デッキに入れてもいいカードだが、往々にして枚数調整で抜かれてしまう。

→10点(10点)《金床の拳/Fists of the Anvil》

主に本体に 4 点追加で叩き込むカードとして使用する。渋い動きをするが、デッキにはあまり入らない。

↓11点(9点)《溶鉄の雨/Molten Rain》

マナが大事なこの環境。使われるとかなり痛かったりするが、2 級線のスペルであるのもまた事実。できればデッキには入れたくないところだ。

↓11点(10点)《くじけた忠誠/Fractured Loyalty》

使ってみると実は悪くないカードだったりする。緑か白が持たない色付きの大型クリーチャーの除去になる。また、パクっておいて《エルフの模造品/Elf Replica》で割るという荒業もあったり。対象にするスペルとしては《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》《まばゆい光線/Blinding Beam》など。まぁそれでも最後の方まで流れてくるので、率先してピックするカードではない。

↓12点(11点)《ゴブリンの打撃者/Goblin Striker》

単体では全く役に立たないクリーチャー。先制攻撃のおかげでパワーを上げればなんとか使えるようにはなるが……それでもデッキには入れたくない。

↓13点(11点)《焦熱の計画/Fiery Gambit》

一発逆転狙い専用カード。ちなみにこのカード。成功!!→成功!!→失敗の場合何も効果を生み出さない。一度成功すれば 3 点を与えるという「権利」を得ることができ、ここでコイン投げを止めれば 3 点を与えることができ、続ければさらにプレイヤーに 6 点ダメージを与えるという権利を得ることに挑戦できる。といった能力なわけです。稀に間違って解釈している人がいるので注意。

↓14点(13点)《煮えたぎる歌/Seething Song》

3 ターン目に 5 マナ出るってことは、3 ターン目にでも《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac》などの巨大クリーチャーが召還できるってこと。それでも単体で引くとゴミになることや、そもそもアドバンテージを失ってるということを考えれば、まず使うことは無いとわかるはず。

↑14点(15点)《兵員の混乱/Confusion in the Ranks》

スタンダードでゴブリンが対《赤の防御円/Circle of Protection: Red》として使用していたのを見かけたことがある。うまく使えば強いような気がするカードではあるが……使おうとは思わない。

↓15点(14点)《集団恐慌/Mass Hysteria》

出すと負けそうな気がするカード。試していないから何とも言えないが、試す気がまず起こらない。

やりたくない色アンケートにおいて上位に位置する緑。パっと見た感じで「デカイ=強そう」ということで初心者が選択することが多い色ではあるが、テンポ狙いの緑白や緑青を組むのが玄人好み。また、緑は装備品にあまり頼らない色であるため、緑を狙うなら装備はある程度流しても良いだろう。特に《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》はマナがかかり緑中心のデッキに入れてはお荷物になってしまう。注意しておこう。

↑1点(2点)《腐食ナメクジ/Molder Slug》

出すと勝てるカード。毎ターンアーティファクトが減っていく状況下で色付きの 4/6 は止められない。

→1点(1点)《グリッサ・サンシーカー/Glissa Sunseeker》

相手の強力なアーティファクトを次々に破壊し、さらにこちらのテンポを崩すこともないゴッドカード。3/2 先制という能力自体戦力としてカウントできる。

→2点(2点)《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》

この環境の《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》。2/2 がついてくるアーティファクト破壊ではなく、アーティファクト破壊がオマケの 2/2 として積極的に使ってテンポを取りに行こう。

↓3点(2点)《解体/Deconstruct》

緑をやるなら欲しい 1 枚。ソーサリーながらテンポを崩さずに使っていける優良カード。

→3点(3点)《忍び寄るカビ/Creeping Mold》

テンポを崩すものの腐ってもアーティファクト破壊。状況次第では土地にプレイすることも十分に考えられる。頭の隅に置いておこう。

↓4点(2点)《板金鎧の金屑ワーム/Plated Slagwurm》

強力であることは間違いないが、重さとトランプルを持たないことが若干のネックにはなる。

→4点(4点)《テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers》

緑の硬さを体現するカード。この1枚で飛行とアーティファクトを抑え、そのとなりで《ファングレンの狩人》でビートするのが基本。

→4点(4点)《十二の瞳/One Dozen Eyes》

タッチででも使える 6 マナ 5/5。バウンスされることも稀にあるがサイズだけで言えば環境最大級。一応 1/1 を 5 体出す状況も考えられるか、基本的には 5/5 で。

↑4点(5点)《ファングレンの狩人/Fangren Hunter》

《テル=ジラードの射手》とあわせて緑の主力を飾るカード。確実に抑えておきたい。

→4点(4点)《トロールの苦行者/Troll Ascetic》

明らかにハイスペックを持つ最強クラスの 3 マナ域。いつ引いても活躍させることができる。

↓5点(4点)《生きている蟻塚/Living Hive》

大きいカードには目を奪われやすいが、テンポ戦略が強いこの環境のリミテッドではあまり強くはない。それでもひとたび場に出れば大きな脅威となる。なんとかして本体にダメージを入れたい。

→5点(5点)《捕食者の一撃/Predator's Strike》

この環境唯一の巨大化。相手が緑ならばまずこのカードを警戒しよう。

↓5点(3点)《テル=ジラードのトロール/Trolls of Tel-Jilad》

強力なクリーチャーではあるが、トランプルを持たないため出てすぐにゲームを決することはできない。ひたすらに硬いが、重いカードが硬くても……。

→5点(5点)《銅の蹄のヴォラック/Copperhoof Vorrac》

4/4~7/7 くらいは期待できるが、土地は最悪マナバーン覚悟で寝かせることができる。殴りにいくなら、相手のアンタップ状態の土地以外のパーマネントの数を数えてから。

↓6点(5点)《銅のマイア/Copper Myr》

マイアは今回 6 点で統一しているが、緑をやるのであればマイアは 5 点で考えるべき。

↓6点(5点)《テル=ジラードの流刑者/Tel-Jilad Exile》

4 マナ域で 2/3 という能力には若干の攻める分には不満を感じるが、守りに回れば堅牢そのもの。ここで地上を抑え、大型クリーチャーへと繋げよう。

↓7点(6点)《テル=ジラードに選ばれし者/Tel-Jilad Chosen》

装備がつかないのがデメリットとなるが、序盤をビートするなら非常に優秀な 1 枚。緑白のテンポデッキを構築する際には優先して確保していこう。

↓7点(6点)《茶色のアウフ/Brown Ouphe》

地味な能力だが結構役に立つ。装備品もアーティファクトの起動型能力であることを忘れずに。

↑8点(10点)《ヴィリジアンの社交家/Viridian Joiner》

緑をやるならマナブーストは《マイア》だけでは足らない。パワーが上がることは多分無いとは思うが。

→8点(8点)《エルフの模造品/Elf Replica》

割る狙いは基本的に《拘引/Arrest》オンリー。3 マナ 2/2 クリーチャーとしてクリーチャー不足回避用にピックしておこう。

↓9点(6点)《発見の旅路/Journey of Discovery》

直接的なマナブーストではないが、確保しておいて損は無い。7 マナ以上の巨大クリーチャーを確保しているならばなおさら。一応これがあればタッチもしやすい。

↓9点(8点)《ワーム皮の鍛冶工/Wurmskin Forger》

デッキに1枚入れておくと渋い動きをしてくれる。案外悪くは無い。

↓10点(8点)《マラカイトのゴーレム/Malachite Golem》

基本的に入れることは少ないクリーチャー。せめてタフネスが 4 あれば。

↓10点(8点)《灰塵化/Turn to Dust》

メインに入ることはないが、一応サイドから入る可能性はある。とりあえずピックしておこう。

↓11点(9点)《活生の呪文爆弾/Lifespark Spellbomb》

キャントリップとして回収するのが主。その効果は滅多に使わないが、置いておくだけで相手が攻めにくくなる。それでも即座にドローされる定めのような気はするが。

↑11点(12点)《歯と爪/Tooth and Nail》

基本的に 7 マナで生物を 2 体持ってくるカード。ゴッドなクリーチャーがあるなら悪くは無いかも。

↓11点(8点)《戦闘の成長/Battlegrowth》

まずデッキには入らないスペルではあるが、一応入る可能性が無いわけではない。相手に予測されにくいという意味で奇襲的な効果があるといえばあるかもしれない。

↑12点(13点)《捕食スリス/Slith Predator》

まずデッキに入ることはないが、生物が真剣に足りなかったら入ることがあるかもしれない。そうなっている時点で既に負けているとは思うが、一応ピックはしておこう。

↓12点(9点)《血の臭い/Bloodscent》

落ち着いて考えてみれば悪くないカードではあるのだが、スペルの強さが手伝ってかまず見ることはないカード。それでも、除去にもフィニッシュホールドにも使え、決して弱い呪文というわけではない。

↓13点(10点)《グロッフスキッサー/Groffskithur》

何枚あっても使わない。生物が足りなくても 6 マナ 3/3 はちょっと入れたくない気がする。

↓13点(12点)《ラディックスの調べ/Hum of the Radix》

サイドカードとして確保し、多分デッキの 80%がアーティファクトでもない限りサイドインされないカード。

→13点(13点)《森の占術/Sylvan Scrying》

《隠れ石/Stalking Stones》持ってくるとか。入れるなら土地を入れる方が良い気がする。

↓14点(13点)《心材の破片/Heartwood Shard》

開発段階では +2/+2 だったらしい。それならこんな扱いを受けることもなかっただろうに。

Tags: Strategy
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記事へのツッコミ(10) [ツッコミを入れる]
_ 2003/12/18 09:37

大変楽しく読ませてもらいました。<br>同じカード、同じ環境なのに人それぞれ価値観がずいぶん違うんだなぁということが再確認できました。<br>比較的重くて強いカードを優先されてるようですが、流石にトロルの苦行者はもうちょっと評価してあげるべきだと思います。<br>あと8マナのデーモンは優秀な単体除去よりは劣ると思います。<br>あと、メガトグの基本スペックは高いと思います。<br>エイトグの点数はもっと低いと思います。<br>手綱取りはボッシュより強いと思います。<br>ヘマタイトゴーレムの点数はやや下がると思います

_ Oka 2003/12/18 09:52

楽しく読ませていただきました。多くの量のカード評価お疲れ様です。<br>この環境のカード、点数をつけるにはやや難儀だと思いますが、自分の意見をひとつふたつ。(緑に関して)<br>同様に、トロル苦行者はもうちょっと高いなってことと、マラカイトゴーレムとワーム皮の鍛冶工は、確かに重いけれど、エルフの模造品と茶色のアウフよりは上だと思います。前者二枚は緑をやったらよくデッキに入るけど、エルフレプリカはまず入れたいと思いません。<br>この二枚は茶色のアウフよりも上だと思います。<br>7点くらいまではあがるものかと。<br>灰は塵には、確かに微妙なカードですが、この環境ではもう少し上にしておいてもよいカードだと思います。8点くらいかな?

_ みっふぃー 2003/12/18 11:52

《森の占術/Sylvan Scrying》、点数低いですねえ。<br>《隠れ石/Stalking Stones》と言わず、普通に2マナで土地を持ってこれる、圧縮カードとしては悪くない、というか<br>普通にデッキに入りませんか?

_ 名も無き曲芸師 2003/12/18 13:53

《爆片破》の「本体に撃つのがほとんどのカード。」というのは疑問。<br>この環境なら5点火力で除去できないクリーチャーはいないので、まずクリーチャー除去として使うことを前提に考えるべきではないでしょうか?

_ アス 2003/12/18 17:53

《爆破/Detonate(MRD)》は確かにほとんどの生物を落とせますが、これでないと除去できないヤツが出てくるまでは、手札で温存することが多いと思います。となると、必然的に「あ、ここで本体5点で勝てるじゃん」て状況になるんで、私は《爆破/Detonate(MRD)》は本体用が多いかな。<br>例外としては、早めにでてきた《テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers(MRD)》かな?特にこっちがアグレッシブなテンポデッキだったら。

_ アス 2003/12/18 17:55

うわ。<br>《爆破/Detonate(MRD)》ではなく《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》でした。すみません

_ Starfish 2003/12/18 18:23

 労作ご苦労様です。<br> 個人的に一番意見に開きが大きかったのが黒ですね。<br> ただ、黒は黒単を狙ったときと、2色目以下で使うときとではまったく評価が変わってくるので、総合的に点数をつけた場合に「黒単では初手級のカード」が低くなるのは頷けるところです。(自分は前者の立場で点数を付けてるので自然と差が大きくなりますね)<br> それを踏まえた上で、私の意見を2点ほど。<br><br>《魂の消耗/Consume Spirit》<br> 7点というのは少し低すぎだと思います。さすがに7手目で取る、もしくはその手番で期待できるカードではありません。もともとの5点ぐらいが妥当だと思います。<br><br>《屍賊の貪り食い/Nim Devourer》<br> 《屍賊の金切り魔/Nim Shrieker》や《屍賊のシャンブラー/Nim Shambler》より高いことはないと思います。《金切り魔》と比べて回避能力もなく、《シャンブラー》と違い、ブロッカーがいれば2ターンに1回しか殴れませんし。せめてタフネスが他の2体と比較して高ければ話は別なのでしょうが、このままではデメリットの方が大きいと思います。この2体が4点なら5点というところ。

_ haseger 2003/12/18 21:24

 この反響の多さが何より秀逸であることを物語っているように思います。文句をつけることは誰でも容易にできますが、その叩き台を作れといわれて作れる人は稀少でしょう。続編に期待しています。というかアーティファクトとの選別こそが華かと。《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》と《テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers(MRD)》どっち取るんだとか。<br><br>点数が高すぎるかなあと思うもの<br><br>《骸骨の破片/Skeleton Shard(MRD)》<br> シールドなら模造品とのロックも容易だが、ドラフトのスピードではやや遅い時が多い。4、5点か?<br><br>《屍賊の貪り食い/Nim Devourer(MRD)》<br> この手のシリーズはアーティファクトに依存しており、また相手が《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin(MRD)》や《花崗岩の破片/Granite Shard(MRD)》《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》なんかがあると除去するまで永遠に出せません。押してるときは強いですが、そういうカードはたくさんあるので。このシリーズは総じて5~8手目か?<br><br>《モリオックのゴミあさり/Moriok Scavenger(MRD)》<br> はまると強いが、ただの2/3というときも。こいつよりはマナマイア確保したい。7点?<br><br>《ヴァルショクの戦場の達人/Vulshok Battlemaster(MRD)》<br> あまりデッキに入れたくないかなあ。まあ相手の装備が多ければサイドインするという感じです。9~11点?<br><br>《鍛冶場の鎧/Forge Armor(MRD)》<br> 回避クリーチャーなどにつけたりいろりろ楽しめるのですが、生贄というのがコストと共にちとキツイ。《ワーム皮の鍛冶工/Wurmskin Forger(MRD)》の方が好きですね。9~11点。<br><br>《忍び寄るカビ/Creeping Mold(6E)》<br> 除去は大事。けど《粉砕/Shatter(6E)》《供犠台の光/Altar's Light(MRD)》といったインスタントや《解体/Deconstruct(MRD)》《爆破/Detonate(MRD)》の持つ性能よりはちょっと劣るかなあ。5点?<br><br><br>点数が低すぎるかなあと思うもの<br><br>《悪夢の鞭/Nightmare Lash(MRD)》<br> この点数はおそらく1パック目について述べているものだと思いますし、3パック目で色が決まっていれば点数通りにはいかないと思います。と考えると最初のパックでこれを見たら黒メインという方向性を考えるに十分な材料だと思います。2,3点ではないでしょうか?まあ《精神隷属器/Mindslaver(MRD)》出されると負けですが。<br><br>《炎歩スリス/Slith Firewalker(MRD)》<br>《流血スリス/Slith Bloodletter(MRD)》<br> 前者はともかく後者はやりおります。装備がつくとどうしようもありません。ブロックしてこちらのクリーチャーだけ死ぬか、ほっておいて本体が先に削られるかです。4~6点くらいかと。<br><br>《悲哀を持つもの/Woebearer(MRD)》<br> あまり期待できるクリーチャーではありませんが、白黒で《オーリオックの貫通者/Auriok Transfixer(MRD)》と組ませたりすれば効果絶大です。コンボのお供になります。7~8点?<br><br>《捕食者の一撃/Predator's Strike(MRD)》<br> 緑のメインスペルではないでしょうか。緑は相手の再生クリーチャーとチャンプブロッカーの前に沈黙する傾向がたいへん強くダメージレースに勝つため必要。とはいえ1点というわけでもなく3点かなあ。いやちょっと高すぎかな?微妙。<br><br>《発見の旅路/Journey of Discovery(MRD)》<br> 最近のお気に入りですが、3色(はたまた4色)を容易にし、かつライブラリ圧縮もかね優秀なスペルだと思います。あれば2枚くらい突っ込みたい。なんせ緑の有料カードは重いですし。7点。<br><br> 

_ 2003/12/18 21:32

多数のツッコミありがとうございます。励みになります。<br><br>私はだいたいこの得点表くらいの順手でピックしたりしてるのですが…こうやってみなさんの評価が聞けるってのは私自身とても参考になります。<br><br>アーティファクト編の方も近日中にはUPできるよう頑張って書きますんでまたよろしくお願いします。

_ 奥元 2003/12/18 23:32

>文句をつけることは誰でも容易にできますが、その叩き台を作れといわれて作れる人は稀少。<br><br>こういう大人の意見を出せる方がいるとやりがいがありますね。<br>頑張って下さい。


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