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yossyのアムステルダムやさぐれ日記・第1話

2015/08/30 14:25更新

yossyのアムステルダムやさぐれ日記・第1話

Written by 吉川祐輔
http://d.hatena.ne.jp/yossy54/

先日、プロツアー・アムステルダムに参加するため 1 週間ほど遠征旅行をしてきました。ご存知の方も多いかと思いますが、結果の方はというと 3 連勝の後に負け―分け―負けで第 3 ドラフト進出を逃すという体たらく……。それでも、この 1 週間は色々な意味で私に大きなインパクトを与えてくれました。

負けた試合をぐだぐだ言っても仕方ないですので、今回はあまり語られることのない「プロツアーの周辺」を中心に、プロツアーの素晴らしさを皆様にお伝えできればと思います。題して、「yossyのアムステルダムやさぐれ日記」。駄文ではありますが、よろしくお付き合いください。

街並み探訪、そして食糧事情

現地に着いてまず我々がすることといえば、ホテル及び会場付近の偵察であったりします。PT 開催期間中は会場にこもりっきりのプレイヤーですが、それでも食糧は補給しなければならないわけで、その拠点を見つけなければならないのです。

現地着が夜だったこともあり、本格的に街に出るのは翌日の木曜ということになりました。折角なので観光もしたいですしね。

アムステルダムは、ちょうど日本の広島のように路面電車網が発達した街です。会場と宿は街外れでしたが、それでも路面電車(現地ではトラムと呼ばれます)に乗ればすぐに街の中心部に行くことができます。

トラムの車窓から見える町並みはまさにヨーロッパらしいもので、ミーハーな私はすっかり酔いしれてしまいました。どこへ行くにしろ、普段見慣れたものとは違う風景を目にすることは、遠征の醍醐味の一つです。その日は特に買い物等をせず、のんびり街を歩きました。

オランダでは外食の習慣があまり無いらしく、また会場がちょっと町外れにあったせいもあり、選択肢があまりありませんでした。いわゆる大衆食堂っぽいところはなくて、結局夕食ごとに日本円にして 1400~2000 円くらい出してた気がしますが、それでもハズレを引くことが無かったのは良かったと思うことにしましょうか。

それにしても、オランダの食べ物はどうもこんなに大きいのでしょうか。木曜日の昼食はハンバーガーショップで摂ったのですが、ハンバーガーもポテトも飲み物も大きいったらありゃしない(笑)。夕食でもフライドポテトが山盛りで出て来たりと、ジャガイモ好きな私でもちょっと食傷気味になってしまうほどでした。オランダ人が長身揃いなのも頷ける?

カードを捨てよ、絵を観よう

面積当たりのミュージアムの数で世界一を誇るオランダ。そんな国の首都・アムステルダムの市内中心部にも、大きな美術館がいくつかあります。私は、その中でも有名な二つ、国立博物館(Rijksmuseum)とヴィンセント・ファン・ゴッホ国立美術館(Rijksmuseum Vincent van Gogh)を観てきました。

プロツアーに限らず、マジックの遠征イベントというのはどうしても慌しくなりがちで、落ち着いた時間はなかなか取れないものです。しかし、こうした遠征は、他の国の文化に触れる数少ない機会でもあります。今回は時間に余裕を見ていたこともあり、割とのんびりとした時間を楽しめました。

もともと絵心があるわけでもなく、どちらかというと美術館などは敬遠しがちだった私ですが、この二つの美術館の絵、もっと言えば美術館の雰囲気そのものが時間を忘れさせてくれました。

レンブラントの描いた光と影。ゴッホの追い求めた情熱。絵画を通して自分自身と見つめ合うということは、メンタル・スポーツたるマジックとは無関係ではないような気がします。

国立博物館
http://rijksmuseum.nl/(英語・オランダ語)
ヴィンセント・ファン・ゴッホ美術館
http://www.vangoghmuseum.nl/(英語・オランダ語)
Artsy's Vincent Van Gogh
https://www.artsy.net/artist/vincent-van-gogh(英語)
オランダ政府観光局の解説ページ
http://www.holland.or.jp/nbt/holland_amsterdam_no6.htm(日本語) 今回のPTの会場となったRAI国際見本市会議場も載ってますね。

カジノはオトナの雰囲気?

のんびりと観光をしていた木曜日ですが、行ってみたいところが一つあり、昼食後に同好の士とともに行ってみることにしました。それが、カジノです。

オランダには国公認のカジノチェーンがあり、もちろんアムステルダムにも店舗があります。カジノと言っても、その響きから想像されるような派手さはなく、かといって堅苦しくもなく、いたって落ち着いた建物。こっちが緊張してしまうくらいでした。入場料を払って中へ。

最初入ったエリアはスロットマシンがあるばかりでちょっと拍子抜けしてしまいましたが、2 階へ上がるとそこはまさに映画で見るようなカジノの世界。アメリカンルーレット、ブラックジャックを中心に様々なゲームが提供され、多くの人で賑わっていました。

そして何と言ってもディーラーの方々が格好良いんですよね。カード捌き、チップの受け渡し、何もかもが様になっていて、見惚れてしまいました。そのあたりが、ただの賭け事とは違う「空気」の源泉なのかなと思います。

私も上記二つに挑戦し、雰囲気を味わうことが出来ました。結果は、まあ負けなかったということで。しかしよくよく周りを見渡してみると、客層は中高年の方が中心で、結局日本のパチンコ屋と同じ客層なんでしょうね。

そういえばアメリカのマジックプレイヤーの姿も見ることができました。きっと、私と同じで勝負事が大好きなんでしょう。一時同じ卓にいたのですが、その張り方はまさに勝負師。彼らがマジックに強い理由の一端を垣間見た気がします。

旧友との再会

静かな実力者、でも面白い奴 Florent Jeudon
静かな実力者、でも面白い奴 Florent Jeudon

岡本尋さんの「日常マジック生活 - 世界に一歩近づいた」で触れられたりもしていますが、昨年の PT 横浜の後、なぜか日本に残って観光やらマジックやらをしていた二人のさまよえるフランス人がいたのでした。Amiel Tenenbaum と Florent Jeudon が彼らの名で、私も彼らが京都にやってきた際に観光案内の真似事をしたり、一緒にロチェスターの練習をしたりと交流を深めていました。

それ以後、Amiel とはメッセンジャーでたまに話をしていたのですが、私が PT に行くこともなかったので、今回が初めての再会となりました。

俺の顔覚えているのかな、いやむしろ忘れてるな、なんて心配もしていたのですが、あっさりと Florent に発見された時には、嬉しくもあり照れくさくもあったものです。

こうして、何かを通じて友人と呼べる外国人ができるという機会は、国際化が進む現在でもそう多くはないものです。それだけに、このゲームの素晴らしさを改めて実感する機会となりました。まあ話していることといえば、日本の友人間のそれとたいして変わらない与太話ではあるんですけどね。

時間はちょっと流れて金曜日の夜。この時間ともなればプレイヤーの話題はただ一つ、「今日はどうよ?」です。私達も顔を合わすやいなやお互いの成績を言い合いました。

Amiel、2-3。Florent、1-3。私、3-2-1。

全然ダメじゃん!

Amiel は権利を失ってしまったために神戸に来ないそうですが、Florent はパートナーを Olivier Ruel に代えて、PT 神戸後にまた日本を旅行したいと言っていました。今から、彼らに会うのが楽しみです。

次回は会場での出来事を中心に書こうかと思います。

Tags: Casual
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