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グランプリ仙台優勝レポート

2004/04/04 23:22更新

グランプリ仙台優勝レポート

Written by 志村一郎
http://diarynote.jp/d/44417

みなさん、はじめまして。このたび幸運にもグランプリを制することができましたので、レポートを書きたいと思います。つたない文章だと思いますが、暇なときにでも読んでください。

まず練習ですが、おもに MO でやっていました。あとは、僕が所属している筑波大のサークル Concordant Crossroad のメンバーと 4 人ドラフトをしたり、浅原連合のみなさんとのマネドラでいろいろ教えてもらったりもしていました。思い返してみると、グランプリ仙台までにリアルでの(MO 以外での) 8 人ドラフトは 1、2 回しかやった記憶がありません。しかし、MO ではドラフトにダークススティールが入ってから、3 日で 20 回くらいドラフトしました。浅原連合のみなさんに教えてもらったことと、MO の経験で、なんとかそんなに間違ってはいない点数表が僕の頭の中にできていたように思います。

初日

今回もらったパックは、はっきりいって他に組み方がないようなパックでした。とりあえず白は確定で、もう一色は赤か黒なのですが、黒にするとアーティファクトがまったく割れないデッキになってしまうので、最終的に白赤で決定しました。ゴッドデッキとはいえませんが、初日は抜けられそうな強さです。

Day 1 Shield Deck - Shimura Ichiro / Grand Prix Sendai
 1  翼竜の幽霊/Pteron Ghost
 1  レオニンの居衛/Leonin Den-Guard
 1  電結スリス/Arcbound Slith
 1  エイトグ/Atog
 1  銅のマイア/Copper Myr
 1  ウィザードの模造品/Wizard Replica
 1  兵士の模造品/Soldier Replica
 1  ゴブリンの模造品/Goblin Replica
 1  クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt
 2  タージ=ナールの剣鍛冶/Taj-Nar Swordsmith
 1  空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol
 1  ロクソドンの懲罰者/Loxodon Punisher
 1  トリスケリオン/Triskelion
 1  剃刀のゴーレム/Razor Golem
 1  マイアの処罰者/Myr Enforcer

16 Creatures 1 骨断ちの矛槍/Bonesplitter 2 ヴァルショクの鉄球/Vulshok Morningstar 1 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer 1 真珠の破片/Pearl Shard 1 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt 1 解体作業/Dismantle 1 まばゆい光線/Blinding Beam
8 Spells 8 平地/Plains 7 山/Mountain 1 教議会の座席/Seat of the Synod
16 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards

結果は 1 Bye から 6 回戦に中村修平さんにミスって負けたのと、8 回戦に浅原晃さんと ID した以外は勝って 6-1-1 で初日を突破しました。《タージ=ナールの剣鍛冶/Taj-Nar Swordsmith》が 1 枚光って 2 枚入っていたため、実質《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》が 3 枚入っているようなもので、ほとんどのゲームで場に出していたような気がします。あまり《レオニンのボーラ/Leonin Bola》を出されなかったのもついていました。

2日目

ファーストドラフトはオポが低かったために、有名プレーヤーが集まった死の 3 番ポッドを避け、4 番ポッドでした。しかし、みなさん昨日の 8 回戦を勝ち抜いた人たちですから、気は抜けません。

ファーストドラフト

ドラフトは、初手で《ロクソドンの戦槌》を取って《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》を流したものの、2 手目で《粉砕/Shatter》しか取るものがなく、下と色が被るのを覚悟で《粉砕》をピックしました。しかし、そこから赤いカードは回って来ず、黒は確定していましたが、もう一色は《知識の渇望/Thirst for Knowledge》あるから青かな、というくらいしかカードが取れず、2 パック目でも初手で《忘却石/Oblivion Stone》をピックするものの、そこからカードが取れず、ミラディンが 2 パック終了した時点でデッキに入りそうなカードは 15 枚くらいでした。ダークスティールで少なくとも 9 枚は取れないとつらいと思いながらパックを開けると、そこには《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》が! 本当に初手には恵まれました。しかも、そもそも青と黒が強いダークスティールだけあって、そこからデッキに入るカードを 8 枚取ることができました。

1st Draft Deck - Shimura Ichiro / Grand Prix Sendai
 1  鉛のマイア/Leaden Myr
 1  電結のとげ刺し/Arcbound Stinger
 1  先陣のマイア/Alpha Myr
 1  ニューロックの使い魔/Neurok Familiar
 1  薄黒爪のコウモリ/Grimclaw Bats
 2  騒がしいネズミ/Chittering Rats
 1  屍賊の模造品/Nim Replica
 1  空護りの観察者/Hoverguard Observer
 1  物あさりのスカラベ/Scavenging Scarab
 1  穴掘り掬い/Drill-Skimmer
 1  悲哀を持つもの/Woebearer
 1  ドロスのゴーレム/Dross Golem
 1  鏡のゴーレム/Mirror Golem
 1  マイアの処罰者/Myr Enforcer
 1  水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth

16 Creatures 1 彩色の宝球/Chromatic Sphere 1 光と影の剣/Sword of Light and Shadow 1 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer 1 忘却石/Oblivion Stone 1 加工/Fabricate 1 知識の渇望/Thirst for Knowledge 2 浴びせかけ/Irradiate
8 Spells 7 沼/Swamp 6 島/Island 1 囁きの大霊堂/Vault of Whispers 1 大焼炉/Great Furnace 1 古えの居住地/Ancient Den
16 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards

9回戦

9 回戦で当たったのは渡辺仁人さん。《レオニンのボーラ》が 2 枚に《記憶の仮面/Mask of Memory》が投入された赤白デッキでした。

1 戦目、《レオニンのボーラ》《記憶の仮面》を出されて、絶望的な状態になりますが、《忘却石》で逆転勝利しました。2 戦目は土地が止まって負けましたが、3 戦目は《鏡のゴーレム/Mirror Golem》《ロクソドンの戦槌》《光と影の剣》をつけて勝ちました。

10回戦

10 回戦で当たったのは、トップ 8 にも残っている曽我部一平さん。緑赤デッキでした。

1 戦目、2 戦目とも飛行クリーチャーに《ロクソドンの戦槌》を装備したりしながら、相手の土地が止まり気味だったこともあって、そのまま押し切りました。

11回戦

11 回戦で当たったのは、白青赤デッキのきくちさとるさん。

1 戦目は《加工/Fabricate》から《光と影の剣》を持ってくるものの割られてしまい、ヤバいと思ったところで《ロクソドンの戦槌》をトップデッキして勝ちました。2 戦目は回避能力つきのクリーチャーに押し切られて負けました。

土壇場の 3 戦目。《花崗岩の破片/Granite Shard》を 2 枚はられて場に《ロクソドンの戦槌》だけ残る展開で、これは終わったかと思ったら《鏡のゴーレム》をトップデッキ。色つきのクリーチャーを刻印して 6 点ずつ殴って、相手の残りライフ 6 というところで相手が《爆破/Detonate》をトップデッキ。しかし、6 マナしかないため《ロクソドンの戦槌》に打ってきて、そのまま 2 回殴って勝ちました。

この時点で、次のドラフトを 2 勝でトップ 8 と、いい位置につけました。

セカンドドラフト

セカンドドラフトはもちろん 1 番ポッドでした。このドラフトでは 3 勝する必要はありませんから、2 勝できるように隣とはしっかり協調しよう! と思って開けた 1 パック目のミラディンに《手綱取り/Grab the Reins》《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》が(笑) 流石に両方流すのはないよな、と思い《手綱取り》をピック。2 手目に《ニューロックのスパイ/Neurok Spy》を取ったので、せめて青だけは確保しようと、青を優先してピックしました。

ミラディン 2 パック目。初手には、青か赤で使える初手級カードはありませんでしたが、協調を乱さないために《ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker》をピックしました。遅い順目で《運命をもてあそぶ者/Fatespinner》を取れたのは、青を主張した結果だと思っています。

そして、ダークスティール。初手には《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》《頭蓋骨絞め/Skullclamp》が! 今回のグランプリでいちばん迷ったこのピックは《火と氷の剣》を選びました。しかし、今考えると《頭蓋骨絞め》が正解だったかもしれません。そのまま青いカード中心にとっていき、終盤に《ゴブリンの修繕屋スロバッド/Slobad, Goblin Tinkerer》が回ってくる幸運もあって、デッキはこんな感じになりました。

2nd Draft Deck - Shimura Ichiro / Grand Prix Sendai
 1  電結の働き手/Arcbound Worker
 1  ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer
 1  ニューロックの使い魔/Neurok Familiar
 2  銅のマイア/Copper Myr
 1  ゴブリンの修繕屋スロバッド/Slobad, Goblin Tinkerer
 1  クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stoker
 1  運命をもてあそぶ者/Fatespinner
 1  ニューロックの神童/Neurok Prodigy
 1  ウィザードの模造品/Wizard Replica
 1  ニューロックのスパイ/Neurok Spy
 1  コバルトのゴーレム/Cobalt Golem
 1  ゴブリンの戦闘車/Goblin War Wagon
 1  ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker
 1  金属ガエル/Frogmite
 1  錆胞子の羊/Rustspore Ram
 1  錆口のオーガ/Rustmouth Ogre
 1  水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth

18 Creatures 1 レオニンの円月刀/Leonin Scimitar 1 レオニンのボーラ/Leonin Bola 2 上天の呪文爆弾/AEther Spellbomb 1 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice 1 手綱取り/Grab the Reins
6 Spells 7 島/Island 6 山/Mountain 1 大焼炉/Great Furnace 1 伝承の樹/Tree of Tales 1 古えの居住地/Ancient Den
16 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards

12回戦

12 回戦で当たったのは、平林和哉さんでした。

1 戦目は、地上を《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth》で止めながら飛行で殴る展開。途中《ニューロックの神童/Neurok Prodigy》《拘引/Arrest》をつけられたのに手札に戻してしまい、平林さんも気づかずギャラリーに指摘されて警告をくらって動揺しましたが、《手綱取り》を引いて勝ちました。さらに 2 戦目もあと数ターンは粘れたのにプレイミスをして負けました。

しかし、3 戦目は親和鬼回りで、4 ターン目に《水銀のビヒモス》が 1 マナで出るような状況で勝ちました。

13回戦

13 回戦は、プロツアーサンディエゴ・ツアーの企画者であり、今回トップ 8 にも入った山中稔久さんとの対戦でした。

1 戦目、《手綱取り》で相手の場にクリーチャーがいなくなるものの、《薄黒爪のコウモリ/Grimclaw Bats》を出されて殴れずにいると、《骸骨の破片/Skeleton Shard》を引かれて負けました。2 戦目は飛行クリーチャーに《火と氷の剣》がついて勝ちました。

3 戦目は、またもや《水銀のビヒモス》が地上を止めながら飛行クリーチャーと《ニューロックのスパイ》で殴る有利な展開でしたが、あと少しで勝てるというところで追加ターンに突入しました。追加 3 ターン目に、相手は除去を持っていないだろうと全員で殴れば確実なところで、飛行クリーチャーと《ニューロックのスパイ》だけで殴ってしまい、除去を打たれて追加 5 ターン目まで粘られてしまいました。

勝ちはしたものの、危うく引き分けるところでした。

そして、この時点で決勝進出がほぼ確定しました。14 回戦は岡本尋さんと当たり ID して、3 位で決勝進出です。

僕のグランプリ最高順位は宇都宮の 10 位で、まだ決勝ラウンドを経験したことがなかったので、すごく充実した気持ちになりました。その気分のままでいたいあまりに「決勝ラウンドやりたくないな」とか思っていました。

それでも、決勝ラウンドは始まるわけで……。

決勝ドラフト

決勝ドラフトは、上が安富浩人さんで下が Antoine Ruel さん、対面が岡本尋さんという席順でした。

Loxodon Warhammer

1 パック目の初手は《トゲ撃ちゴブリン》から、《上昇スリス/Slith Ascendant》が回ってきたので、白赤に。黒いカードが多く流れていましたが、手を出さずに全部スルーし、1 パック目は使えるカードがちょっと少なめでやや不安な立ち上がりでした。それでも、下が黒をやっていると思っていたので、2 パック目で白か赤のどちらかは流れてくるだろうと思っていました。

2 パック目の初手は《ロクソドンの戦槌》。今回のグランプリでシールドも入れると 3 回目の出会いです。そして Antoine Ruel さんから回ってきた 2 手目のパックを見てみると、そこには《手綱取り》が!! その後も、終盤に《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》や 2 枚の《急報/Raise the Alarm》が回ってきて、デッキがぐっと強くなりました。

3 パック目では、初手で《とげの稲妻/Barbed Lightning》を取り、その後はクリーチャーを集めて、結構いいデッキができました。

決勝のデッキとゲームは、こちらをごらんください。http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpsen04ja/welcome

今回のグランプリは、運良く優勝という最高の結果で終わることができましたが、ミスも多く、何度か恥ずかしいミスもしました。まだまだプロプレイヤーの方々に比べると、未熟な部分が多いと感じた大会でもありました。

今後は、プロツアーサンディエゴに参加するつもりですが「グランプリ仙台のレベルが低かった」と言われないように、がんばって練習していきたいと思っています。

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