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神火の真価〜神河物語火力考察〜
ついにドミナリアを離れ、ミラディン世界と神河を舞台に戦う時が来た。神々の力、秘儀を借り受けて新しい炎を紡ぐ。
今回も構築のバーンデッキの視点から新しい火力とバーンに入りうる各種カードをじっくりチェック。
スペル
ソーサリー
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
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ソーサリーで、プレイヤーに限定はされているものの《稲妻/Lightning Bolt》が帰ってきた。
マナ一つ、手札一枚で 3 点削る。このパワーは侮りがたい。一つは相手に対する強烈な威圧。バーンとやるときは常に即死を気にしながらということになるが、このカードパワーを計算にいれてしまうとますます即死が身近になる。精神的な優位に立てれば、場の状況で不利になりがちなバーンであっても全体としてより優位に戦える。
もう一つは火力の融通。対プレイヤー向け高性能火力は、他の除去兼のスペルをより除去へ安心してまわせるだけの余裕を作ってくれる。
また《溶岩の撃ち込み》は最軽量の秘儀であることが連繋ととてつもなく相性が良い。
《山伏の嵐/Yamabushi's Storm》
どうしても《紅蓮地獄/Pyroclasm》と比較してしまう。バーンはクリーチャー交じりのデッキと違って除去は火力にほとんどを頼るため、ダメージが少ないのは痛い。痛すぎる。
ゴブリン召集がいたころならまだ選択肢にもなりえたのだろうが、当面は他のデッキの動向待ち。《ずべら》とか。
《思考の猛火/Mindblaze》
軽ければ少しは考えてあげ……られない。
インスタント
《氷河の光線/Glacial Ray》
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2 マナ 2 点のインスタント。ここまででは落第だが、連繋(秘儀)がすごい。キャスティングコストと同じ連繋コストでカードを消費することなく 2 点ダメージを上乗せできる。
バーンで考えれば一番浪費の激しい手札を何回か温存できるわけで、2 マナなら 3 点ほしいよなぁなんて考えが吹き飛んでしまう。繋ぐ元を変えることでプロテクション(赤)や《赤の防御円/Circle of Protection: Red》を突破できるのも重要。
問題はというとデッキの中の秘儀の枚数だが《溶岩の撃ち込み》とこれ自身は入るので、1 枚目の連繋の可能性ありカードが 7 枚。以下 6、5、4。一回つながれば十分だし、《マグマの噴流/Magma Jet》の占術との相乗効果も。
《花火破/Hanabi Blast》
3 マナ 2 点で再利用の可能性あり。そう言われても 3 マナ域は競争激化してるのでこれくらいでは回収の代償が選択だとしても使いたくない。
払ったマナ以下の総ダメージしか与えないスペルの変わりに捨てていいカードなんて余った土地くらいなものだ。3 マナ 2 点を再利用したいなら《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》のほうがいいだろう。
《山伏の炎/Yamabushi's Flame》
紛らわしいカード《炭化/Carbonize》との違いは、対象を取れた時点で「死んだら取り除き」できる《炭化》、できない《山伏の炎》。
紛らわしいけど下位互換。《炭化》も使われなかったのに。せめて秘儀くらい欲しかった。
《怒りの狂乱/Blind with Anger》
ついにクリーチャーの一時レンタル機能も完全に赤に移行完了。
借りてブロックして相打ち。借りて殴ってとどめ。借りてタップ能力をおいしくいただいてタップしたまま返却。ところにより自分のクリーチャーがアンタップなど。使い勝手は広い。
アンタップして借り受けられるところが、相打ち製造機として《手綱取り/Grab the Reins》より優れる。
《すさまじい痛み/Crushing Pain》
《炎上/Inflame》でも入るか入らないかの世界で +6 点するといわれても困る。そんなに大型に悪戦苦闘するならタッチ黒で十分です。これと似た能力を持つクリーチャーも同様。
《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
2 マナを 3 マナにする秘儀。《氷河の光線》を水増しするにはちょうどいい気もする。マナ加速能力はあまり期待してはいけない。
《心魂破/Soulblast》
バーンにおいてはまず使わないものの、これでとどめを刺すデッキが出てくるかもしれないことには注意。
パーマネント
エンチャント
《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》
3 マナであることが最重要。ターンに 1 回なら《ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer》でもいいのでクリーチャー/非クリーチャーで状況にあわせて選択したい。
こちらを入れるとすると伝説であることを考えても 2 枚程度あいたスロットの穴埋めあたりがぴったり。
《血の儀式/Blood Rites》
クリーチャーが薄いバーンデッキでは使い道はほぼ皆無。クリーチャーが多いデッキであっても、さすがに呪文コスト、起動コストともに重い。以上。
クリーチャー
《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》
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ナイスチャンプブロッカー。
チャンプブロックした攻撃クリーチャーを墓地から冥府に引きずり込むもよし、飼い主に恨みをぶつけてよし。さらに《火炎崩れ/Flamebreak》系統と連動させてフレキシブルに火力を配分してよし。まさにバーンのお供として作られたかのようなクリーチャー。
これで 2/1 だったら……はさすがに贅沢ですか。
《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》
ああ、《スークアタの槍騎兵/Suq'Ata Lancer》だ、おおむね。
バーンには相手を -1/-1 する側面攻撃のほうがありがたいけれども、鉄砲玉速攻クリーチャーとしては武士道で生き残ってがんがん攻めるほうでも問題はない。
ただ……武士道きいてても《火炎崩れ》で流れてしまうけど。
《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher》
《ミシュラのアンク/Ankh of Mishra》内蔵 3 マナ 2/2。コントロール相手に活躍してもらいたいところだけど《神の怒り/Wrath of God》前に 2 点がやっとか。
こちらは 4 枚も土地があればデッキは回せるので罰は余り受けずにトロンあたりに 2、3 回バチを当てたい。
サイドボードの候補としてなかなか優秀。
《地揺すり/Earthshaker》
フィニッシャークラスの 6 マナ域で、いまさらクリーチャーのみ 2 点自身を秘儀で誘発できることにそれほどのうまみを感じない。フィニッシュに 4/5 が欲しかったら《弧炎撒き/Arc-Slogger》のほうでいい。
《霜投げ/Frostwielder》
「このターン、霜投げにダメージを与えられたクリーチャーがいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにそれをゲームから取り除く。」を評価しないのなら《ヴァルショクの魔術師》。評価するなら《山伏の嵐》で。
《かまどの神/Hearth Kami》
置き《粉砕/Shatter》として、アーティファクト土地や装備品除去役なら可能性くらいは、ある。
《山伏の長、熊野/Kumano, Master Yamabushi》
タップがいらず、マナの許すかぎりダメージが飛ばせる 5 マナのフィニッシャー。しかし 2 マナを 1 点という効率の悪さは結構痛い。使うシチュエーションを考えれば《弧炎撒き》のライブラリ 10 枚のデメリットをとってもいい。
本人速攻で一回突撃できればまだ評価は変わったかもしれないが。
《苦痛の神/Pain Kami》
プレイヤーにも当てられるようになってから出直してきてください。それでも使われないと思うけど。
《降る星、流星/Ryusei, the Falling Star》
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鉄砲玉《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing》の代わりにやってきた 6 マナドラゴン。飛行で 5 点ずつ押してよし、地上が危険になればブロックに回って押し流してよし……能力に問題があるわけではないのだけれども、使うかというと正直悩む。
プレイヤーにもダメージをぶちこんでくれれば、使うかどうかの最後の押しとして利いたのに。
《溶岩の魂/Soul of Magma》
コストとサイズ、誘発する能力を考えるに構築での出番はなし。
《悪忌の隠者、ベンベン/Ben-Ben, Akki Hermit》
赤単色でみるとなかなか効率のよいクリーチャー除去役になってくれる。ただ、効率が良いのはその除去性能であって、本人の 4 マナ 1/1 はまったくもって効率が悪い。
アンタップ状態のと断り書きがある以上、入るデッキすら見つかりそうにない。
《悪忌の溶岩走り/Akki Lavarunner》+《溶岩生まれのトクトク/Tok-Tok, Volcano Born》
反転後の効果はたしかに乱発系のバーンにはありがたい。しかし乱発系のバーンでこれを反転させることは難しい。《火炎崩れ》で一掃した返しのターンに速攻で……ということもいちおうあるにはあるものの、しょせんはクリーチャー。苦労が報われるほどダメージの上乗せはさせてもらえないだろう。
その他
《清浄/Cleanfall》《物静かな純潔/Quiet Purity》
サイドボードのカードとして色拘束が薄く、《氷河の光線》の水増しができる秘儀。とくに《物静かな純潔》のほうは 1 マナなので連繋を前提に、いやなエンチャント破壊+プロテクション赤破壊の目指す。
総評
純粋な火力としては期待が持てるカードが、そしてバーン向きのその他のカードも充実。近年まれに見るバーンにとってのあたりエキスパンションだと思う。《氷河の光線》は今後出る秘儀スペルによってますます評価が上がることもあり、続きのエキスパンションが待ち遠しいくらい。
反面オンスロートブロックで失った質の良い鉄砲玉、《刃の翼ロリックス》や《焦熱の火猫/Blistering Firecat》に変わるものはなかった。しかしデッキの低マナ域安定による高速化と、既存デッキの影響を考えると明らかにバーンのチャンス。
神々の力、秘儀を用いて、神のごとき速さで、今、バーンの神火(真価)が見える!!





できれば、導入後のサンプルデッキを見せてほしかったです…贅沢ですけど。
《かまどの神/Hearth Kami(CHK)》の評価低いねえ。<br> 軽い火力と《粉砕/Shatter(MRD)》、《かまどの神》による、親和に勝てるデッキのパーツとして考慮できると思うのだけど。
導入後デッキのサンプルといいますかまだテストプレイも済んでない雛形ですが<br><br>4《ショック/Shock》<br>4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》<br>4《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》<br>4《火山の鎚/Volcanic Hammer》<br>4《マグマの噴流/Magma Jet》<br>4《氷河の光線/Glacial Ray》<br>4《燃えさし拳のずべら/Ember-Fist Zubera》<br>4《火炎崩れ/Flamebreak》<br>4《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge》<br>2《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》<br>2《破壊の標/Beacon of Destruction》<br>20《山/Mountain》<br><br>高速回転重視のフルバーンということでこれからつめていこうと思っています
さすがにずべらとかいらんでしょ。そこにソーレンとかつんで普通に爆片破打てるようにした方が強い。あとこの連繁なんてできるはずもないので氷河の光線なんているわけない。あとガラクタも入れたいところ。入れないと5マナ域に逝けない。弧炎捲きもさすがに入るだろう。<br>赤コンの生物だと思われてるが普通に火力としても優秀である。あとこれは試したことがないがちょっと前にローリーさんが使ってるのを見たことがあるイソクロンセプターはどうだろうか?自分は試す気は無いが遣う気がある人やこの記事の読者のために調整してくれる人が参考にでもしてくれたらウレシイ。
連繁→×<br>連繋→○
あっスマソ間違えた。
筆者も述べてる通り高速開移転重視なら爆片波はともかく身代わり、弧炎撒きは入らないでしょう。<br>まあ破壊の標入れるならそっちでしょうけど。
こんな構成で高速回転できるはずがない。途中で土地を引きすぎたりもしくはひかなすぎたりして息切れするのが目に見えてる。この構成では人を殺すのは難しい。<br>何らかの妨害1枚でかなり苦しくなるし神話にも勝てないしとだめなところがありすぎる。
>紅き破壊神バーニィ 2004/09/26 23:25 <br>単に山20枚よりは、火力の一部を爆片破に変えた上で大焼炉とダークスティルの城塞も組み込んだ方がいいでしょう。<br>トーナメントでのフルバーンなら、それらの土地4枚ずつ+アーティファクト8枚もあれば爆片破撃てる状況は必ずと言っていいくらい発生します。
「《山伏の炎/Yamabushi's Flame》<br>紛らわしいカード《炭化/Carbonize》との違いは、対象を取れた時点で「死んだら取り除き」できる《炭化》、できない《山伏の炎》。」<br><br>あれ?対象になろうが不適正になったら効果自体打ち消されるんですからその部分は何の関係も無いのでは。<br>むしろ再生できるか出来ないかの部分が下位互換なのでしょう。
ダメージが軽減されても取り除く効果がつけられる、ってことでは。再生の部分はその通りですね。
ああ本当だ…ってここまで下位互換だとは。<br>あらゆる意味で炭化より弱いですね。
山伏の炎は、大霊堂の信奉者とかの能力回避できるんじゃね??
> 山伏の炎は、大霊堂の信奉者とかの能力回避できる<br>できます。が、《炭化/Carbonize(SCG)》でも同様に回避できるので、<br>《山伏の炎/Yamabushi's Flame(CHK)》が《炭化(SCG)》を上回る要素にはなりませんね。
こんなデッキで出ました。<br><br> 4《ショック/Shock》<br> 4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》<br> 3《火山の鎚/Volcanic Hammer》<br> 4《マグマの噴流/Magma Jet》<br> 4《氷河の光線/Glacial Ray》<br> 4《爆片波/Shrapnel Blast》<br> 4《火炎崩れ/Flamebreak》<br> 3《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge》<br> 4《怒りの狂乱/Blind with Anger》<br> 3《減衰のマトリックス/Damping Matrix》<br> 4《大焼炉/Great Furnace》<br> 4《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》<br>15《山/Mountain》<br><br>サイドは<br>血染めの月、静電気の稲妻、粉砕など<br><br>トロンに一敗、親和に一勝一敗、その他ステロ・ポンザ・緑トークンに<br>それぞれ一勝で、トータル4−2でした。<br><br>トロンと親和に勝てんと上に行けんので、もう少し調整します。
こんだけバーンスペルがあれば、秘儀も連繋も手札にとって<br>おけるので、1マッチに1〜2回くらい連繋できます。<br> <br>今は、かまどの神・炎歩スリス・ゾーズーくらいは入れても<br>いいかな、と思ってますが、そうなると連繋の評価は低くなると<br>思います。<br><br>爆片破のコストには全く困りませんでした。それでも不安なら<br>山を何枚か金属モックスに変えてもいいかもしれません。
フルバーンデッキはアレコレ実験してますが、やっぱり《爆片破/Shrapnel Blast》《マグマの噴流/Magma Jet》《破壊の標/Beacon of Destruction》と、《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》のシナジーが強いですかね。<br><br>《罠の橋/Ensnaring Bridge》が銀破壊の煽りで黙殺されてる現状だと、こっちも速い展開をするか、《罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher》のようにゴールラインを引き下げるぐらいしか手が打てないので。<br><br>どうしても《花火破/Hanabi Blast》を使うようなデッキに仕上げたい場合は《突撃の地鳴り/Seismic Assault》を使ってみたりも出来ますが、普通に《爆片破/Shrapnel Blast》のが全然強いので、あんまし捻らずに直球勝負が良さそうですかね。《赤の防御円/Circle of Protection: Red》張られるようなメタになったら、また考えましょう。
バーンデッキからのみの見解っぷりがいい。<br>環境云々を全く考えずに火力の良し悪しだけを<br>考慮するスタイル、いつまでも貫いてほしいです。