岡本尋の日常マジック生活 1

岡本尋

これから月1で連載させていただくことになった岡本尋です。どうぞよろしく。コラムの題名にもなっているとおり、日常で感じたことを好きな様に書いていいらしいので書きます。まあ、その月ごとの気になるイベントや自身のことをつらつら書こうかなぁと。とりあえず今月はグランプリ宇都宮が近いので、オンスロートやシールドなどについて考えたことを自己流に解説してみたいと思います。

オンスロートで感じたこと

実際にオンスロートを触ってみた感想としては、想像してたより<軽い>ということ。事前のスポイラーを見ていた限り重くてゲームになるか心配だったけど、そんな心配は「変異」が解決していてくれた。確かに1、2マナのクリーチャーは少なく感じたが、今までだって使えるクリーチャーは限られていた。逆に「変異」のお陰で安定して3ターン目から動くことが出来て、早い段階から攻防が行われやすい。たとえ色が合っていなくても「変異」というだけでエライということです。そのかわり「変異」には欠点があります。先に言ったことと反しますが<重い>のです。裏向きのカードが表に返ることでなんらかのアドバンテージが得られますが、そのためには多大なコスト(中には安いのもありますが)が要求されます。ですからただ「変異」として出すだけではなく、表向きに普通に出すタイミングがあることも覚えていきましょう。また、この環境ではアドバンテージに直結するカードがほとんど無く「変異」によるトリックで稼いでいくのが基本戦略になるでしょう。初めてオンスロートをプレイしたとき「変異」から何に変わるのかすごくドキドキしました。新しいシステムはやはり面白いですね。

もう一つの要素としてサイクリングが帰ってきました。このカードたちもそれだけでデッキに入る条件を満たしています。中には色のシンボルが含まれているものもありますが、その場合大抵なんらかの付属効果が着いていたりします。そのようなカードはほぼデッキに入れて構わない。と、言うか入れるべきでしょう。元来あった無色のサイクリングは、そのカードの効果が合っているかサイクリングすることによって恩恵が受けられる場合入れた方がいいです。今回の環境ではランドがかなり必要な割りに後半には無駄カードになりがちでランドバランスが微妙です。それを解決してくれるのがサイクリングだと思われます。

さらに特別なのが種族です。今回は今まであった5色の関係ではなく、種族ごとの色に別れていると判断すると解りやすいと思います。例えばクレリック色(あえて色と表現)は白と黒、鳥色は青と白みたいな感じで覚えておくといいでしょう。あまりに種族がらみのカードの多さのため5色ではなく種族色で考えなければドラフトなどは出来ないでしょう。まあ、これからですね。

シールド構築

この環境のシールドはとても難しいです。ドラフトと違い種族がらみのカードが使い辛く、まさにパックだのみと言えるでしょう。レアもその内の1つ。今までのリミテッドでは1/3程度しか特に強くなかったレアですが、今回はおよそ2/3近く使えるもしくは強すぎるカードが存在します。強いレアが引ければそれなりに構築も楽なんですが、上手く使えるかはまた別の問題です。だからと言って諦めては先へ進むことは出来ません。可能なかぎり最善の努力をすることが、勝利への第一歩なんだと思っています。

シールドの理想としては強いカードを出来るだけ取り込んだ3色(出来れば2色)が好ましいです。オンスロートでは「変異」のおかげで平均的な3色でもそれなりに機能します。なによりもまず強いカードを覚えなければシールドは難しくなります。少し練習すればすぐに覚えられるでしょう。そうなれば簡単です。強いカードと揃ってる種族を見比べて上手い組み合わせにすればいいんです。これに除去呪文を加えれば、あっというまに完成します。と、現実が言うほど簡単なら楽なんでしょうけどねぇ。

注意点としては、危険なエンチャントから基本的なエンチャント(まれにアーティファクト)があるために、出来ればエンチャント破壊呪文を入れておいた方が良いでしょう。これと同じ事ですが危険なレアカードに対抗できるものは、即ち強いカードと言うことなので入れるべきです。ちょっと解りにくかったかもしれませんが残酷な蘇生/Cruel Revival(ON)が何故強いと言われてるかは、戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful(ON)などの危険なレアを回避した揚げ句に墓地に落ちているゾンビを回収してしまうアドバンテージカードだということ。また、危険なオンスロートの生物はタフネスが5以上ある場合がほとんどで、赤の火力では届かない様になっているため《残酷な蘇生》はより価値のある物になっている。これとは別に危険なカードが活躍する前に戦慄の葬送歌/Dirge of Dread(ON)などで対戦相手のライフを0にするのも1つの手段でしょう。

少し練習した感想としては赤か黒はほぼデッキに入っていて、青はあまり見かけないといった所でしょうか? 逆に青を見たらかなり強いカードが入っていると言うことなんでしょう。白や緑は生物補充のために入っていることがよくありました。シールドの構築は言わばバランス感覚と運のゲームだと思っています。運の方は祈るしかありませんが、バランス感覚は練習で身につける物なのでめげずにがんばりましょう。

日常

最近本当にマジック漬けです。遠征・練習・原稿・MO こんなんで毎日過ごしています。なにもここまでしろとは言ってませんが、非常に良く出来た面白いゲームなので、骨の髄までしゃぶる様に遊んで欲しいですね。僕もファイヤーボールなどに行ってはむしゃむしゃしてます。オンスロートに関してはまだ解らないことも沢山あって研究中です。トリプルシンボルのニクイ奴等がデッキに入らなかったりして困惑したり出せずに悶々としてます。まあ機会があればそのうち研究成果でも報告しようかなぁって思っています。そんな感じで今回はここらへんで失礼します。それでは。