2002四国地区選手権レポート〜南国の熱き戦い〜

吉川祐輔 (yossy)

5月5日、ゴールデンウィーク真っ只中の日曜日、初夏を思わせる陽気の高知で行われた、四国地区選手権の模様をお伝えする。

今選手権には、筆者も選手に同行して取材を行った。時機も遅くなり、タイムリー性を失った拙い文章ではあるが、情報よりも、「生の勝負の機微」をお伝えすることが出来れば幸いである。

なお、権利獲得者及び順位の詳細、デッキレシピについては、当サイトの特設コーナー"Road to the World 2002"を参照していただきたい。

デッキ分布

まずは参加者全員の大まかな分布を見てみることにする。

デッキタイプ使用者数
青緑23
赤緑ステロイド21
青黒19
黒赤緑9
黒緑8
トリコロール6
黒単4
その他コントロール12
その他コンボ4
その他ビートダウン3

昨週のBig Cupからのメタゲームの継承か、青緑コントロール系が最多数を占める結果となった。地区選手権シーズン序盤はあまり見られなかったデッキタイプではあるが、実力はもはや推して知るべしである。増加の理由はいろいろあるだろうが、私個人的には、「メタられにくさ」が大きいと考える。黒コントロールに対する《たい肥/Compost(7E)》などのように、決定的に効くサイドボードが未だ発見されていない。情報がタイムラグを経ずに得られ、即研究に活かされる今シーズンにあって、この点が非常に大きかったように思う。

また、デッキ製作者の欄に高知の軍人である上田裕樹の名が多く見られたことも付記しておきたい。トッププレイヤーを中心としてデッキを製作しチームで調整を重ねていった風景が想像できる。世界を知る者と、多くの高め合える仲間の存在が、大きな力を生むのだ。

それを踏まえて、今度は18点(6勝2敗)以上の成績を挙げたプレイヤーの使用デッキの分布を見てみる。

デッキタイプ使用者数
青緑マッドネス3
Deedatog1
トレンチ1
Balancing Act1
白青緑コントロール1
モリカツマジ超ゴッド1

これを見てまず気づくことといえば、そう、ステロイドの不在である。会場全体では2番人気を保っていたにもかかわらず、地区選手権序盤であれだけ猛威を振るったステロイドが、とうとう6勝できないところにまで追い込まれてしまったのだ。

それもひとえに青緑の躍進によるところが大きい。《ワームの咆哮/Roar of the Wurm(OD)》、《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TO)》といった「より軽く、より大きい」生物が赤緑の行く手を遮んだのだ。青緑以外でも、「勝ち組」の選択からは「対赤緑の意志」が読み取れる。

最終的に4位に入った安部(使用デッキは「モリカツマジ超ゴッド」)は、こう述べた。「このデッキ自体はステロイドにはちょっと苦しい。でも、メタられたステロイドは2回戦までで消えるから、そこまでをプレイングで乗り切れば、後は当たらないと読んで臨んだ。」…彼は、その先をも見通していたのである。

そうまでされるほど、相対的に弱体化が進んだステロイド。果たして復権はあるのか、このまま消えてしまうのか。思えば1年前も、日本選手権直前のフィールドは青く染まっていた。だが、勝ったのは赤緑であった。決して無視は出来ない。

Peek the Match (ミニ・観戦記)

Round 6 安部亮 (Maji-God) vs. 野口雄司 (Trenche)

Game 2

無敗卓では四国勢同士の戦いが行われていた。

カウンター合戦後のフルタップの隙を突いた《神の怒り/Wrath of God(7E)》と《ゴブリンの塹壕/Goblin Trenches(AP)》で1本目をものにした野口。《激動/Upheaval(OD)》によるリセットを経ていたため残り時間はわずか20分。この逆境を安部が跳ね返せるかが焦点となった2本目。お互い無駄になりがちなクリーチャー対策を抜いて臨む。

安部のデッキは「モリカツ超マジゴッド」、《綿密な分析/Deep Analysis(TO)》《古き泉/Ancient Spring(IN)》タッチで《崇拝/Worship(7E)》を使用したサイカトグデッキである。そのダイナモたる《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PS)》がキーとなるのだが、第2ターンを見送って第3ターンに出したこれを《火+氷/Fire+Ice(AP)》で除去されてしまう。その影響で動きが重くなった安部を、2体の《翻弄する魔道士/Meddling Mage(PS)》(指定カードはまず《堂々巡り/Circular Logic(TO)》、後に《チェイナーの布告/Chainer's Edict(TO)》)で攻め立てる野口。安部も《サイカトグ/Psychatog(OD)》2体で対抗し、打ち合う展開に。ペインランド分だけ野口が不利に見えたが、《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》でアドバンテージを得ることに成功。これによりハンド内容に大きな差が生まれ、不利と見た安部が放った《激動》もきっちり《反論/Gainsay(PS)》して、《ゴブリンの塹壕》からのトークン攻勢へ。これを安部は止められず、野口の《氷/Ice》でブロッカーを寝かされ投了。

Final Result: 安部 0-2 野口

Round 7 窪内直樹 (Zevatog) vs. 福地貴弘 (UG Madness)

Game 1

大阪の強豪窪内(後に"S.S.D."でGP名古屋準優勝)と、5回戦で八朔人平を倒して波に乗る福地の一戦。共に1敗しているので、後が無い対戦である。

先手第2ターンに出した《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(7E)》でジリジリとアドバンテージを取っていく福地。第3ターン終了フェイズに《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TO)》、第4ターンに《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TO)》→《行き詰まり/Standstill(OD)》と完璧と言って良い立ち上がり。しかし、《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PS)》から《サイカトグ/Psychatog(OD)》と出され、3枚引くも攻勢はストップ。《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》で場の再構築を図ろうとする。窪内はマッドネスで《堂々巡り/Circular Logic(TO)》をキャスト。…しかし墓地はわずかに2枚、福地の側にはまだ3つの土地が立っていたのだった。

このワンプレイで流れが福地に傾いたか、窪内の《排撃/Repulse(IN)》を墓地を注ぎ足しての《堂々巡り》で阻んだ直後のドローが《霊気の噴出/AEther Burst(OD)》。そして、彼の手札にはもう2枚の《霊気の噴出》が控えていた!

これらを使い攻撃を通しにかかる福地。2発目こそカウンターされるものの、1・3発目を通し、3発目の後《行き詰まり》。勝利は目前かに見えた。

しかし、この一連の動きでフルタップになった福地を、窪内必殺の《激動/Upheaval(OD)》→《サイカトグ》が襲う。これで一気に逆転。返しのターン、《入念な研究/Careful Study(OD)》から《ルートワラ》を2体並べるものの、チャンプブロックに回らざるを得ず、劣勢は歴然である。窪内は勝負を決定付けるべく、《使い魔》《サイカトグ》と並べて《行き詰まり》を張る。

この時、福地は《雑種犬》《ルートワラ》をコントロールしていて、次ターンのドローを考慮すると手札は7枚。窪内のライフは9もある。ブロッカーを3体残し、誰の目にも窪内の勝利は確定…だった。

私も、目の前で起こったことがにわかに信じられなかった。確かに、理論上はそれさえあれば勝てる。しかしそんなことが起こって良いものか。

福地の持っていた、4枚目の《霊気の噴出/AEther Burst(OD)》がブロッカーを薙ぎ払った。

二転三転のGame 1は、福地が勝利。

Game 2

窪内は、《恐ろしい死/Ghastly Demise(OD)》を投入し、《サイカトグ/Psychatog(OD)》を1枚抜くという英断に出る。一方の福地は《サイカトグ》にブロックされないフィニッシャーとして《思考を貪るもの/Thought Devourer(OD)》を投入。

後手第1ターン、福地は《入念な研究/Careful Study(OD)》から《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TO)》2体という鬼回り。この時窪内の手には《魔力の乱れ/Force Spike(7E)》があったのだが、これを使わなかったのは結果的に失策なのだろうか?と思っていると、第3ターンの《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur(OD)》をカウンターすることに成功。《サイカトグ》を出し防衛体制に入り、さらには《恐ろしい死》で《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(7E)》を除去し形ができる。

《霊気の噴出/AEther Burst(OD)》でその扉をこじ開けようとする福地だが、《堂々巡り/Circular Logic(TO)》に阻まれそのまま膠着。《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》をカウンターされ、《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》2発から《霊気の噴出》3枚をゲットされるに至って、3戦目を視野に入れたのかプレイングを早める福地。一方の窪内も、先程バウンスした《ルートワラ》2体が場に戻ってきたところで攻撃の手を止める。ライフは9しかないのだ。

福地としては、ターンが進んでしまえばさらに不利になるのは承知しているので、陽動に出ることになる。窪内の終了フェイズに《霊気の噴出》を放ち、これをカウンターされるも《サイカトグ》を《送還/Unsummon(7E)》。これが通ったことでカウンターが尽きたことを推測し、メインで《魔力の乱れ》よけに土地を置いてからの《激動/Upheaval(OD)》。果たしてこれが通る。《ルートワラ》を2体出してエンド。

巧くやられた、というかその誘いに乗るしかなかった窪内だったが、当然対策が無いわけではなかった。1発殴られた後、《不快な夢/Sickening Dreams(TO)》を1枚捨てでキャスト。場を一掃する。

そうなると後が続かない福地。《サイカトグ》も再登場し、盤面は窪内に傾いていく。《サイカトグ》を慎重に少しずつパンプアップして追い詰める窪内。福地が最後の抵抗と放った《霊気の噴出》にスタックを積んでの《嘘か真か》でカウンターを発見し、ここで福地万事休す。

Game 3

時間が押し迫る。引き分けると後が無い二人は急ぐ。

序盤、《ルートワラ》ビートダウンを進める福地、それを《霊気の噴出》で凌ぐ窪内。

だがそれも刹那、福地の召喚した1体の生物がその状況を破った。《思考を貪るもの/Thought Devourer(OD)》の降臨である。固まる窪内。

窪内の手札には《貪るもの》への回答は無い。仕方が無いので《サイカトグ》で殴り合いを挑む。地上に《サイカトグ》、空に《貪るもの》。すれ違う戦線。

だが、窪内のクリーチャー召喚から攻撃という「らしからぬ」手順前後により大きな隙が生まれ、《サイカトグ》2体を《霊気の噴出》された挙句に《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur(OD)》を通されてしまう。こうなってはますます手のつけられない化け物になってしまった《貪るもの》。さらなる《霊気の噴出》の前に、窪内は投了を余儀なくされた。

福地はこの後8回戦で安部とインテンショナル・ドローをして周囲の結果に賭けたのだが、惜しくも5位に終わっている。

Final Result: 窪内 1-2 福地

Round 8 西森崇 (UG Madness) vs. 玉井克幸 (Balancing Act)

Game 1

お互い1敗で迎えた最終戦。このマッチに勝利した者が晴れて日本選手権出場権獲得となる。

西森は上田裕樹製作の青緑マッドネス、玉井は現環境では有数のコンボデッキである《平等化/Balancing Act(OD)》デッキを使用している。

デッキチェックで7分遅れのスタート、先手は西森。玉井は初手が土地5枚と《生命の噴出/Life Burst(OD)》2枚という苦しい内容である。序盤はさすがに西森ペースだが、土地が一瞬止まるアクシデント。玉井はキーカードを引くまで《生命の噴出》で耐える姿勢である。

そこを西森、2発目の《生命の噴出》を《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》と《堂々巡り/Circular Logic(TO)》1枚を捨ててまでの《堂々巡り》でカウンター。一気に決めてしまいたいという意志の表れか。その後も《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(7E)》経由の《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TO)》で攻め立てる。

玉井は《嘘か真か》でひたすらリセットを探し続ける。ライフが10になったところで、ようやく《平等化/Balancing Act(OD)》をドローする。場には2マナを生成できる土地が5枚。さあ、どう出るか?

少考の後、《用水路/Irrigation Ditch(IN)》をサクリファイスし《火+氷/Fire,Ice(AP)》を《物あさり》に《氷/Ice(AP)》で(!)キャストする。起動の後、これを通す西森。さらには《地熱の割れ目/Geothermal Crevice(IN)》2枚から《土を食うもの/Terravore(OD)》をキャスト。順序を敢えて違えることで、カウンターをあぶる魂胆か。しかし、西森は冷静に本命である《平等化》をカウンターする。玉井にとっても、貧弱な手札では動くしかないわけで、すべての土地を失ってマナバーンでエンド。

その返しのターン、満を持して西森がキャストしたのは――おそらくスペシャルカードなのであろう――《対立/Opposition(7E)》!

これには玉井も投了するしかなかった。

Game 2

玉井は《生命の噴出》と《敏捷なマングース/Nimble Mongoose(OD)》を抜き、《オーラの旋風/Aura Blast(PL)》、《紅蓮地獄/Pyroclasm(7E)》、《枯渇/Mana Short(7E)》などと雑多に投入。これも青緑のメタられにくさの表れだろうか。西森はほぼメインのままで臨む。

西森は初手が《島》ばかりで悩む。結局そのまま発進するものの、第4ターンまで《森》を引かず展開に遅れをきたす。ともあれ、ようやく《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》を出す。玉井はその間に悠々と《嘘か真か》。これで《紅蓮地獄》《彩色の宝球/Chromatic Sphere(IN)》と土地1枚をゲット。《彩色の宝球》を回して機をうかがう。西森は堰を切ったように《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TO)》《物あさり》を展開する。

返しのターンに当然のように飛んできた《紅蓮地獄》をカウンターして一安心、と思ったらもう一丁!と飛んできて1対3交換を迫られてしまう。仕方なくメインフェイズに《嘘か真か》をキャストすると《対立》と土地4枚。玉井は1枚と4枚に分け、西森は土地4枚をゲットし、《敏捷なマングース/Nimble Mongoose(OD)》を出してエンド。

この後も西森の攻めは細いのだが、玉井もリセットを引かない。そうこうしているうちに西森に6マナが揃い、リセットされる前にむしろ自分からと《激動/Upheaval(OD)》。土地は置けずに仕切り直し。スレッショルド後の《敏捷なマングース》で決める魂胆か。

しかし先に立ち直ったのは玉井。リセット後2ターン目で《土を食うもの》が出現し、西森は並べて耐えざるを得ない。

刹那の睨み合いの後、玉井は《土を食うもの》で攻撃。西森のライフは当然まだ20あり、《土を食うもの》のサイズは『所詮』12/12なので、ブロックせず殴り合いに持ち込むプランが見えた。玉井の方もこれは承知していたようで、苦しいながらも《オアリムの詠唱/Orim's Chant(PL)》キッカーで耐える方針でいたようだ。

だが、西森は思いもしない行動に出た。コントロールしていた《マングース》(スレッショルドで3/3)《雑種犬》《尊大なワーム/Arrogant Wurm(TO)》の3体でブロックし、4枚の手札をすべて《雑種犬》のパンプアップに捨てたのだ!なるほど、これならばパワーの合計が13に達し、《土を食うもの》を返り討ちにできる。あとは無人の荒野をひとり残ったクリーチャーが駆け抜ける…完璧なシナリオだった。

捨てた手札の中に、3枚の土地が含まれていたこと以外は。

この結果、《土を食うもの》自体のサイズも15/15へとパンプアップし、西森は全てのリソースを失うことになってしまった。

もちろん、そんなことをやって勝てるはずもなく。

Game 3

残り時間は15分余り。果たして決着は。

西森先攻、初手に《森》1枚ではマリガンするしかない。玉井は手札を見ずにじっと待つ。マリガン後はお互い満足。

まずは西森が《敏捷なマングース》で小手調べ…というか、それしかできない受動的な手札。玉井は《平等化》の機をじっと窺う。

そして第4ターンの終了フェイズ、ついに動く。《枯渇》。同一ターンに2回カウンターできるほどマナの無い西森は、これを通すしかない。そしてメインフェイズに《平等化/Balancing Act(OD)》!場がまっさらになる。フィニッシャーを引いていなかったので、浮かせた4マナで《嘘か真か》。これにて《土を食うもの》を発見、2ターン後に出す。西森は《排撃/Repulse(IN)》を2枚持ってはいたのだが、3枚目の土地を2回殴られる間に引けなかった…。

かくして、徳島の高校生玉井が、日本選手権の出場権を得ることとなった。

Final Result: 西森 1-2 玉井

Short Intarview with Winners

今回の権利獲得者4人に、短い質問に答えてもらった。協力ありがとうございました。(カッコ内は筆者の補足)

Q1.今回のデッキ選択の理由は?

野口雄司 (Trenche Control)
回ったら勝てるから。
水上裕介 (UG Madness)
全体的にどの相手にも勝てる。《破滅的な行為/Pernicious Deed(AP)》はいないと読んだ。
玉井克幸 (Balancing Act)
前日、引き次第でどの相手にも勝てることで選んだ。ステロイドに安定して勝てる。(玉井はメインに《生命の噴出/Life Burst(OD)》4枚を投入している)
安部亮 (UBw Psychatog "Morikatsu Maji-Cho-God")
青緑と同系に勝てる。青に強いことが理由。

Q2.今日のMVPカードを1枚挙げてください。

野口
《ウルザの激怒/Urza's Rage(IN)》
水上
《激動/Upheaval(OD)》
玉井
《土を食うもの/Terravore(OD)》
安部
《綿密な分析/Deep Analysis(TO)》

Q3.今日の難敵を挙げるとすれば?

野口
1回戦の黒単。《消えないこだま/Haunting Echoes(OD)》2発食らって、ライブラリが土地と《ウルザの激怒》と《排撃/Repulse(IN)》だけになったが、キッカー《激怒》で勝った。
水上
野口さん。《緑の防御円/Circle of Protection: Green(7E)》に対して《現実の修正/Alter Reality(TO)》を引けなかった。
玉井
最終戦の2本目。《激動/Upheaval(OD)》食らって勝った。(マッチレポート参照)
安部
6回戦のトレンチ(野口)。《翻弄する魔道士/Meddling Mage(PS)》と、引きでちょっと負けた。

終わりに〜戦いは次のステージへ〜

今選手権は、ヘッドジャッジの国光氏をはじめとするスタッフの尽力で、緊張感の中にも和やかさを感じる、非常に良い雰囲気のトーナメントであった。

この文を書き終えた時点で、既に東海地区選手権も終了しており、あとはオープン予選を残すのみとなっている。昨年は筆者もオープン予選に参加しているのだが、文中で言及したように、そのフィールドは青一色であった。今年は青緑がその位置に座るであろうことが予想されるが、果たして最後の椅子はどのデッキが手にするのであろうか。そして、本選では、どんな素晴らしい戦いが繰り広げられるのだろうか。楽しみでならない。

最後になりましたが、取材に協力していただいた各氏、初めて訪れた高知で大変お世話になった国光氏、そして何より、この長文かつ駄文を読んでくださった読者の皆様に改めて御礼申し上げます。

意見・感想等を、Peak Magic掲示板または私のWebサイト"yossy's room"(http://may4.virtualave.net/)まで頂けると幸いです。